オーストラリア・デー前夜、今年のオーストラリア国民発表

幹細胞使った脊椎治療開発の生体分子学科学者

 1月24日、オーストラリア・デー前夜恒例の「今年のオーストラリア国民」が発表された。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 生体分子学のアラン・マッケイ=シム教授の幹細胞研究は四肢マヒ患者の脊椎治療で四肢の動きを回復させた。

 他の表彰者には、オーストラリアのローカル・ヒーローにヴィッキー・ジェリーさん、オーストラリア高齢国民にシスター・アン・ガーディナーAM、今年の若年国民にはポール・バシフェルさんが選ばれた。

 マッケイ=シム教授は受賞の弁を借りて、若い科学者への投資を拡大すること、研究者は直近の政治状況より長い射程で考えることが重要と語った。また、脊椎損傷やまれな脳疾患研究の重要性についても話した。

 全国オーストラリア・デー委員会のベン・ロバーツ=スミス委員長が表彰者に祝辞を述べ、「アラン、ヴィッキー、シスター・アン、ポールは、全国民が誇りに思うオーストラリア人であり、誰もが啓発されることだろう。この4人は、医学、地域社会に、雇用を創出し、伝統を守り、文化を育て、人々を援助することで明るい未来建設に貢献してきた」と述べた。

 マッケイ=シム教授は、国立成体幹細胞研究センター所長を務めており、人間の嗅覚と嗅覚細胞生物学の世界的な権威として知られている。しかし、表彰については、「誇りでもあるが、ショックでもあり、2017年のオーストラリア国民という重責にはおそれおののおいている」と語っている。
■ソース
Australian of the Year awards: Biomolecular scientist Alan Mackay-Sim receives 2017 honour

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