オベイド、州、ICAC委員長ら訴える

腐敗容疑調査で被害をこうむったと

 NSW州労働党政権期に閣僚を務め、イアン・マクドナルド鉱業相と図って、炭鉱鉱区用地を買収、炭鉱開発認可後に転売、巨額を得たり、サーキュラ・キーの州有地商業物件の貸借でも利権を隠して親戚名義で契約するなどの不正行為を働いていたとして腐敗摘発独立調査委員会(ICAC)の調査を受けたエディー・オベイド氏が、NSW州、ICAC委員長、ICAC付きでオベイド氏尋問を行った弁護士を相手取って民事訴訟を起こした。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 オベイド氏と、モーゼズ、ポール、エドワード・ジュニアの3人の息子の代理を引き受けている弁護団は、7月9日付で、デビッド・イップQC元ICAC委員長、ジェフリー・ワトソンSC、ICAC委員7人に対する民事訴訟をシドニーの最高裁に提出した。オベイド氏とマクドナルド氏は、ICAC調査を受けた腐敗容疑刑事訴訟で無罪を主張している。

 訴訟を知ったワトソン弁護士は、「61ページの陳述書でICACの9人が職権乱用したとしている。また、私が攻撃的、威嚇的な態度を取り、当てこすり発言、ヤジなどの態度を続けたとしている。私がざっと見た限りでは陳述書の内容はまったくくだらない。誠実に調査委員達に対する恥知らずな攻撃で、情けない作文だ。しかし、まっとうで職務に熱心で誠実なICAC委員がこのような事態に巻き込まれることを懸念する。個人的には法廷で受けて立つつもりだ」と語っている。ただし、法廷では自分を弁護するが、オベイド裁判を見るつもりはない。私は他の訴訟で正直な金を稼ぐつもりだ」と語っている。
■ソース
Eddie Obeid sues state of NSW, former ICAC head and counsel-assisting Geoffrey Watson SC

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