今年も恒例の2016年マルディグラ

首相も参加、LGBTIQ平等の祭典

 1978年に同性愛を法律で禁止するイギリス伝統の法制に対する抗議行動で大勢の参加者が警察に逮捕され、しかも逮捕後に警察官から気絶するほどの苛酷な暴行を受けるという事件が発端となって始まったゲイ&レズビアン・マルディグラはその後、平等の観念を広げるため名称を変えて続けられている。そのマルディグラが今年もオクスフォード・ストリート、フリンダース・ストリートを12,000人、175台のフロートが参加して行進した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 今年、マルコム・タンブル連邦首相と、ビル・ショーテン労働党党首も行進に参加しており、「連邦首相としては初のマルディグラ・パレード参加をどう思うか?」と質問されたタンブル首相は、「私も妻のルーシーも何年も前から行進に参加してきた。首相になってもそれは変わらない。これはシドニー生活にとって素晴らしいイベントであり、参加できることを嬉しく思う」と答えている。

 また、ショーテン氏は、「労働党が政権を握れば100日以内に同性結婚合法化を導入する。オーストラリアではすべての者が平等に扱われ、差別を受けないことは当然のことだ」と答えている。

 かつて同性愛差別に反対する人々に暴力をふるったNSW州警察も、かつて頻発した同性愛者に対する暴行や殺人の事件取締りで同性愛社会との協力を通して犯罪防止活動を確立し、一方で警察官が公認でパレードに参加するようになって今年で20年を迎える。今年のパレードには40人が参加したが、そのうちかなりが同性愛社会との連携を受け持つ渉外職員だった。今年は、州政府と州警察が1978年の警察官暴行の被害者に謝罪するという記念碑的な年になった。
■ソース
Mardi Gras 2016: Sydney abuzz with excitement as thousands attend parade

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