「完全な食品棚」著者の「がん」は嘘

完全自然食で克服も心臓手術も嘘

 VIC州の健康評論家、ベル・ギブソン氏(23)が、「自然食で克服、完治したというがんはなかった」と女性週刊誌に告白した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ギブソン氏は、「末期脳腫瘍と診断されたが、化学療法、放射線療法を拒否し、完全自然食や精神力で克服、完治した」と自称し、その「経験談」を元にして有名著作家になり、料理本なども出していた。しかし、オーストラリアン・ウィミンズ・ウィークリーのインタビューで、「がんは嘘だった。心臓手術もなかった」と告白した。

 ギブソン氏の「The Whole Pantry」や自然療法を呼びかけるスマートフォン用アプリケーションは、ギブソン氏が、「がんを克服した」として有名になったことが売り文句になっており、「がん克服」が嘘だったということで今後がどうなるかまったく分からない。

 インタビューで告白したギブソン氏は、「許して欲しいわけではない。正直に言う責任があると考えた。何よりも、私も弱い人間だと考えて欲しい」と語っている。また、ギブソン氏が設立した企業、「The Whole Pantry」が約束していた慈善目的の寄付についてもまだ支払われていないという話が流れており、同社のフェースブックで、「キャッシュフローが滞っている。財政が正常に戻り次第寄付する」と述べている。

 「The Whole Pantry」出版元のペンギン・ランダムハウス社は、ギブソン氏の「がん」に疑惑が現れたため、印刷を中止している。
■ソース
The Whole Pantry author, app developer admits cancer diagnosis not true

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