シドニー大学医学部で大量カンニング

大学側がこれまでの制度の洗い直しに

 シドニー大学医学部で学生がレポートをごまかしたり、聞き書きしたとする患者がすでに亡くなっていたなど、カンニングが発覚し、大学側はこれまでの制度の洗い直しを検討している。カンニング学生には卒業生もおり、そのうちのどれだけが医師を務めているのかなどはまだ明らかにされていない。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 大学のスポークスウーマンは、大学の「公衆衛生研究科」が編成するシドニー医学プログラムの学科単位、統合人口医学(IPM)を見直すことを検討していると発表している。

 カンニングした学生たちは、「慢性病患者の体験を聞き書きする」という課題を与えられていた。しかし、教務職員が患者に電話し、協力に感謝しようとしたところ、患者はずっと以前に亡くなっていることが分かった。

 このカンニング問題が公になると、豪医師会(AMA)のスポークスウーマンは、「シドニー大学と学生の問題」と発言している。一方、豪医学部学生組合は、「カンニングは重大な問題だが、この不正直で患者の生命が危険にさらされるわけではない」と語っている。また、病院医師は、「この問題は、大学が医学部学生を選ぶ方法に問題があるのではないか。大学の中には医師としての倫理や誠実さよりも成績と金を重視している」と語っている。(Ratei)
■ソース
Cheating scandal: Sydney university to review medical study unit

http://www.smh.com.au/national/education/cheating-scandal-sydney-university-to-review-medical-study-unit-20150606-ghi5d2.html

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