シドニー都心で野宿者喉切られる

「卑怯な弱者攻撃」と慈善団体

 3月10日夜、シドニー都心部で野宿者の男性が通りがかりの者に喉を切られるという事件が起きた。男性はセント・ビンセント病院に運び込まれた。野宿者支援団体は「社会的弱者を攻撃する卑劣な行為」が起きたことに驚いており、警察は犯人を追及している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 被害者男性(37)は、事件当時、他の野宿者男性とウィニャードの歩道片隅で眠っていたところ、何者かが男性の上にかがみ込み、喉を切った。男性は、通報で直ちに病院に運ばれ、緊急外科手術を受け、現在、容体は安定しているが、警察では、「かなりの深手を負っている」と発表している。目撃者によると、犯人は色の濃いフード付上着にジーンズという風体で、ウィニャード・ストリートをジョージ・ストリートに向けて走り去った。

 野宿者支援の慈善団体「ヘイマーケット財団」のマット・フリンCEOは、「社会でもっとも危険にさらされている弱者を攻撃するまったく卑劣な犯罪だ。野宿する時は安全のためグループを組んでほしい。残念なことに、野宿者はしばしば犯罪の被害者になっている」と語っている。

 また、警察も、「野宿の人々は常に警戒してほしい。また、一般市民も、野宿者に対して不審な行動をする者がいないか注意してほしい」と語っている。
■ソース
Homeless man’s throat slashed while sleeping in Sydney’s CBD

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る