シドニー首都圏西部で男性、警官の催涙スプレー浴び重体

不審運転で警察官に停められ、もみ合いの果てに

 5月16日午後、シドニー首都圏西部オールド・ウィンザー・ロードで不審な車を運転していた男性(44)と警察官がもみ合いになり、男性が警察官のカプシカム・スプレー(催涙ガス・スプレー)で重体となり病院に運び込まれた。この事件を受けて「Critical Incident Investigation(重大事件調査)」が始められた。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 同日午後2時頃、グレンウッドのオールド・ウィンザー・ロードで、大きく破損した黒のジャガー・セダンが走っているのに気づいた警察官が運転者に停車を命じた。警察発表では、車はそれ以前に衝突事故に関わっており、その事故の際には停車せずに走り去っていた。セブン・ニューズによると、男の車は不審な動きをしており、バス・レーンから現れて数台の車と接触、その後に警察官に停車を命じられたもの。

 警察発表では、警察官が停止した車に近づいたところ、体から血を流している運転の男性が警察官を罵倒し始めた。

 目撃者によると、男性は車から飛び出し、警察官に向かって突進してきたため、警察官は男性を取り押さえようとした。警察官4人に取り押さえられながらも男性はまだもがいていたが、突然おとなしくなり、警察官が蘇生術を始めた」と語っている。もう一人の目撃者は、「警察官は銃を構えて車から飛び出してきて、男性を取り押さえ、なおも男性を殴っていたが、突然男性が動かなくなったため、蘇生術を始めた」と語っている。

 男性はウエストミード病院に運び込まれたが、重体が続いている。また、男性を組み伏せた警察官4人のうち1人が顔に負傷しており、ウエストミード病院に運ばれている。

 「警察官が男性に催涙ガスを吹きつけた」と報道されていることについて、警察側は否定も肯定もしなかった。
■ソース
Criticial incident investigation launched after police altercation in Glenwood

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