メルボルン東部で車と市電が衝突、市電、民家に突っ込む

民家の男性、睡眠中を大音響で眼をさまし、無事

 5月16日深夜、メルボルン市東部キュー地区で乗用車と市電が正面衝突し、脱線した市電が道路脇の民家の前庭に突っ込み、住宅の壁を壊して停止した。壁を破られた表の部屋には住人の男性が眠っていたが負傷もせず無事だった。乗用車を運転していた女性が負傷しており、病院に運び込まれた。また、市電の乗客、運転士も無事だった。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 事故が起きたのは午後11時15分頃、同地区ハイ・ストリートで、2両連結の市電がレールから外れ、左脇の歩道を越え、民家の庭を突っ切り、壁に衝突して停まった。住民のポール・ワトソンさんは、ぶつかられた表の部屋のベッドで眠っていたが、「大きな衝突音で眼を覚まし、その後、2回衝突音が聞こえて、市電が飛び込んできた。私の1mか2m程のところまで来た。ベッドから放り出され、その上に壁の漆喰がばらばらと落ちてきた。その後で、ラッキーだったということに気づいた」と語っている。

 その後、市電職員が市電をレールに戻し、緊急救援局員が壁の破片を片付け、支持を取り付けるなどの作業を続けた。警察では、「事故時、乗用車は車線を逆行していた。運転していた女性は負傷していたため、救急車で病院に運ばれた。また、市電の運転士と2人の乗客はショックで震えが止まらなかったが、負傷はなかった。衝突した乗用車は逆方向に跳ね返り、煉瓦壁に衝突した。

 ヤラ・トラムズの広報担当者は、「事故原因は調査中だが、現段階で軌道や車両に問題は見られない。メルボルンの市電は75%の区間で自動車交通と並行しており、市電軌道上や付近を通行する時は十分注意するようドライバーに呼びかけているのだが」と発表している。
■ソース
Tram derails, veers into Melbourne house after collision with car

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