NSW、飲酒運転検問すり抜けの運転手に拳銃突きつける

QLD州警察官に続いて、警察監察部が調査に乗り出す

 2015年初め、飲酒運転検問をすり抜けた車を追跡し、ACT域内で追いつめた警察官が運転手に拳銃をつきつけ、逮捕するという事件が起きていた。警察監察部が事件を調査している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 警察車のダッシュボードに設置されたダッシュ・カムに録画されていた映像は、しばらく違反車を追っていた警察車が違反車を捉え、飛び出していった警察官が運転者に拳銃を構えて出てくるように叫んでいる。さらに、両手を挙げて車から出た運転手に地面に伏せるように命令、伏せた運転者の両手に後ろ手で手錠をかける現場を捉えている。

 事件は2015年1月に起きたものだが、現場がACT域内であるため、運転者が、当時の「飲酒運転」起訴の無効を争ってACT簡裁に訴訟を起こしており、その証拠品として出された。

 ACT簡裁では、運転者は前方に飲酒運転検問を見つけたため、脇道に入った。それを察知した警察官が追跡して逮捕したが、運転者側の弁護士、エイドリアン・マッケナ弁護士は、拳銃を突きつけたことが不当な力の行使として違法性を訴えており、さらに、用いられた飲酒検知器がNSW州内で登録されているが、事件では警察官がACT域内で運転者の酩酊度を検査しており、ACT法で登録されていないことから検査の無効を訴えている。

 マッケナ弁護士は、「簡裁判事は、飲酒検知器はACTでは認可を受けていないと認めた。その結果、不当逮捕が得られた証拠を正当化するかどうかについて、それ以上、公式な判断を下す必要がないと決定した」と語っている。

 NSW州警察は、事件の調査を進めている。
■ソース
Gun drawn by NSW police officer on driver who evaded random breath test

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