豪国境警備部内部で汚職疑惑、連邦警察が逮捕

犯罪組織の違法薬物やタバコの密輸入に協力

 大量のドラッグ、タバコの違法輸入を計画していた国際的な犯罪組織に加担した容疑で豪国境警備部(ABF)職員1人と元税関職員1人が逮捕された。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 これまでにシドニーで8人が逮捕、ドバイでも1人が逮捕されており、ピーター・ダットン移民相は、「政府は国境警備部内の腐敗を徹底的にあばき出す」と語っている。

 また、警察は、「このシンジケートのメンバーは、船荷でMDMA200kgを密輸入する計画に関わっていた。しかも、そのシンジケートは5,000万本のタバコを密輸入し、マネーロンダリングも活発に関わっている」と発表している。

 8月8日にシドニー首都圏各所で実行された一斉家宅捜索の延長として国境警備部職員と税関職員が逮捕され、またこの一斉摘発作戦はジョマア一家など犯罪シンジケートの幹部クラスを狙っていた。

  連邦警察(AFP)のニール・ゴーガン副長官は、「2人は職務で得た経験と知識を使ってジョマア犯罪一家のドラッグ密輸入を手伝った。ジョハイナ・メルヒ(41)は、ハーストビルの自宅で逮捕、税関国境警備省勤務期間の犯罪行為で起訴された」と発表している。

 メルヒはNSW州警察に一般職で雇われていたが、8月9日付で解雇されている。

 また、国境警備部のクレーグ・リチャード・イーキンもタバコの密輸、収賄、公職を利用して犯罪を行った、犯罪で得た利益を受け取った、また犯罪組織の指示で犯罪行為を行ったなどの容疑で起訴された。

 メルヒは10年以上、イーキンは20年近いベテランだった。

 この事件はイブラヒム一家のドラッグ密輸事件とは別の事件で内偵、家宅捜索が同時期に行われた。
■ソース
Police swoop on alleged corruption inside Australian Border Force

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