QLD州北部のワニ棲息地に外国漁船乗り捨て

警察、乗組員を空から捜索、すでに15人を検挙

 8月26日朝、QLD州北部デイントゥリー地域のデイントゥリー川河口に外国の違法漁船らしい船が乗り捨てられていた。地元漁師が、船から乗組員が何人か逃げ出すのを目撃、通報、警察は逃げた乗組員を空から捜索している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 事件が起きたのはワニの棲息地として知られるケープ・キンバリー付近の河口で、逃げた乗組員は原生雨林に逃げ込んだため、警察が陸上で捜索した結果、15人を拘束、船長を含む2人がまだ見つかっていない。

 マーク・ライアンQLD州警察相は、「QLD州警察が不法入国など連邦レベルの問題に協力している。15人は連邦の国境警備部の代わりにQLD州警察が拘束しており、国境警備部に引き渡し、オーストラリア国法に基づいて処理されることになる」と述べている。

 豪国境警備部(ABF)職員、QLD州警察、州緊急救援局(SES)などが残り2人の捜索を続けており、ワニの棲息地であるだけに2人の生命の安全が最優先と発表している。また、デイントゥリー川フェリーで渡河する車両を点検している。

 ABFは、「ABFと内務省が密入国者の入国状況などを調べ、措置する。現在はまだ捜査中であり、これ以上のコメントはできない」と発表している。

 船はインドネシアの漁船と見られており、捜索隊にクリスマス島で過ごしたことがある者がおり、インドネシア漁船の特徴について熟知しているとしている。

 QLD州政府のスティーブ・ゴルシェフスキー警察副大臣は、「乗組員の渡航目的やなぜここまで国境警備部に察知されずにたどり着くことができたかなどはまだ不明な段階だ。今後徐々に明らかになるだろう」と語っている。

 また地元ツアー・オペレータは、「ワニの棲息地だが、ワニの棲んでいる水の中に入らない限りほとんど危険はない。ただし、海岸より上流の水に入ったり、濁り水の岸に立ったりすればかなり危険だ。それに雨林の中を歩くのはかなり難しい。2人が無事に見つかるよう望んでいる」と語っている。
■ソース
More arrested amid search for group who abandoned suspected illegal fishing boat

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