女性登用と不成績大臣降格

「実力主義」と新タンブル内閣

 9月20日、保守連合連邦政権のマルコム・タンブル新首相は新組閣を発表、「大臣選定が実力以外の理由で決められている」という与党内の批判に対して、「私の内閣が実力以外の理由で決められたとは誰も言えない」と反論している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 新閣僚は9月21日に連邦総督邸に赴き、総督の前で就任の宣誓を行うことになっている。若手、特に女性が少数ながら登用されている一方でジョン・ハワード政権時代からの古参議員や業績の上がらなかった議員は内閣から外されている。

 2度の「不公平」予算案で国民、野党だけでなく与党内からも批判の強かったジョー・ホッキー財相は閣外に追われただけでなく政界から去る決心を明らかにしており、現在のキム・ビーズリー駐米大使の任期満了に伴い、駐米大使に任命されるとの憶測も流れている。また、トニー・アボット、ケビン・アンドリューズ、エリック・アベツ氏ら古株の右派実力政治家も閣外に遠ざけられている。

 タンブル新首相は、「未来に向けて献身できる政治家を選んだ。そうでない政治家は去るしかない」と語っており、「先週初めの政変の論功行賞」という保守連合内の批判に対して、「私の内閣が実力以外の理由で選ばれたなどとは誰にも言わせない」と反論している。

 また、「実績のある者も若手に道を譲らなければ変化はない。現代的な21世紀の政府を樹立するためには若返りが必要だ」と語っている。

 女性閣僚として、ジュリー・ビショップ氏は外相留任、スッサン・レイ氏も保健相留任、マリス・ペイン氏は女性初の国防相に、ミカエリア・キャッシュ氏が雇用女性問題担当相に、ケリー・オドワイヤー氏が副財相兼中小企業担当相に就任する。
■ソース
Malcolm Turnbull rejects claims new-look Cabinet not selected on merit as ministry set to be sworn in

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