WA州労働党連邦議員引退表明

「ショーテン党首では選挙に勝てない」と

 2013年の連邦総選挙で労働党が敗北する前には主だった経験豊かな労働党議員が続々と政界を引退した。2016年の今後半年以内に行われる公算が強くなっている総選挙を前にしてWA州選出労働党下院議員の引退声明が続いており、ギャリー・グレイ議員は、「今年の選挙で労働党が勝つ見込みはほとんどない」と明言した。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 グレイ議員は、メリッサ・パーク、アラナ・マクティアナン両議員に続いて3人目で、WA州選出労働党下院議員の全員が今期限りで引退することになる。

 この3議席は次期にも労働党候補が当選すると見込まれているが、公認選では派閥の争いが激しくなり、党中央の介入も必至とみられている。

 党情報筋は、新候補はいずれも男性が占めると予想されているが、党規則で労働党選出選挙区と労働党勝利が見込める選挙区の40%で女性候補を立てなければならないことになっている。

 グレイ議員は、「後進に道を譲りたい。今年の選挙戦は労働党にとって厳しいものになるし、次世代が登場しなければならない。30代、40代が連邦議会に進出しなければならない」と語っている。

 さらに、「WA州の現在の議席は確保できるし、ひょっとすると議席を増やせるかも知れない。しかし、マルコム・タンブル保守連合に対して、ショーテン党首では勝ち目がない。また、たった一期で野党が勝利することもほとんど考えられない」と語っている。

 パーク議員は家族と過ごす時間が欲しいと引退理由を発表しており、2013年に当選したばかりのマクティアナン議員は、すべてを犠牲にするほどの活動ができなかったことを理由に挙げている。また、グレイ議員は、「マクティアナン議員の決心で自分も踏ん切りがついた」と語っている。
■ソース
Labor MP Gary Gray declares Bill Shorten ‘highly unlikely’ to win election as WA exodus complete

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