「首相はもう少し議員の統制を」と野党

アボット議員、首相と外相兼ねた発言と</br>
 野党労働党のビル・ショーテン党首は、「トニー・アボット議員は東京でまるで現首相と現外相を兼ねたような発言をしている。まるでマルコム・タンブル政府が分裂しているようなイメージを与えている。タンブル首相はもう少し平議員の統制をしっかりすべきだろう」と、政府に対して苦言を呈した。

 アボット議員はタンブル氏に首相の座を追われた後、「私はケビン・ラッド元労働党首相のような分裂策動はしない」と約束していた。2月26日には東京で講演し、「数か国が領土権を争っている南シナ海ではもっと航行の自由を保障する軍事活動をすべきだ。中国のような共産主義国はオーストラリアとは価値観を異にしている。南シナ海での中国の行動を地域の平和を脅かすものだ」などの発言を行っている。

 これに対して、ショーテン労働党党首は、「アボット氏はタンブル首相とはかなり異なる外交政策の考えを持っている。そのアボット氏が海外でオーストラリアの外交政策について政府と異なる発言をするのでは、タンブル政府は分裂していると思われる。そのようなことはオーストラリアにとって望ましいことではない。アボット氏にはもう少し規律を持たせるべきだろう」と語った。

 さらに、「日本とオーストラリアは利害が一致しているということだけでなく、価値観も一致している。しかし、中国とオーストラリアは価値観を共有しておらず、利害だけを共有している」と演説した。
■ソース
Bill Shorten calls on Malcolm Turnbull to rein in MPs after Tony Abbott speech on South China Sea

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