新世論調査、保守連合支持率微増

ただし、タンブル首相支持率は下降

 3月14日、シドニー・モーニング・ヘラルド紙が、フェアファクス/アイプソス世論調査結果を掲載した。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 その世論調査では、3月の与党保守連合支持率が2月より伸びており、2月には政府が消費税率引き上げの考えを持ち出し、また、不祥事などの原因で閣僚の辞任が続出した、など政府に不利な条件が続いた。一方、3月には労働党が、ネガティブ・ギアリングに上限を設ける政策を打ち出し、支持率を下げたと分析されている。

 タンブル政府支持率は53.5%になっており、これは2013年9月のトニー・アボット新保守政権支持率と同水準になっている。これに対して労働党支持率は46.5%となっている。労働党は特に一次得票率が31%と先月より1%ポイント下げ、長期平均の35%を4%ポイント下回っている。また、保守連合の一次得票率は45%、緑の党は14%となっている。

 しかし、タンブル首相支持率はじり貧を続けており、特に税制改革案、予算案提出日、選挙投票日などを秘密にし続けていることがたたったと見られている。支持率から非支持率を差し引いた「純支持率」では、2月から3月にかけて純支持率が15%ポイント下降しており、内訳として、タンブル支持率が7%ポイント下がって55%に、逆に非支持率が8%ポイント上がっている。2015年10月には純支持率は+51だったが、2016年2月には+28%、この3月には+23%にまで下がっている。

 一方、ビル・ショーテン労働党党首の支持率が3%ポイント上昇で33%に、非支持率が3%ポイント下がって52%で、純支持率は-19%となっている。まだ、「首相適任者」では、タンブル氏が61%、ショーテン氏が22%となっており、差は6%ポイント縮まっている。
■ソース
Fairfax-Ipsos poll: Coalition support holds up at 53-47 as Malcolm Turnbull slides

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