中国人コミュニティが反民族差別運動をインターネットで展開

ポーリン・ハンソン連邦上院当選に差別と不寛容を警戒

 7月8日、中国系オーストラリア市民のコミュニティが、ポーリン・ハンソン新上院議員がまき散らしている民族的差別と不寛容に対抗するとして、ソーシャル・メディアを通じた民族共存と寛容を訴えるキャンペーンを発足させた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 同コミュニティのリーダー達は、「20年前にハンソン氏が連邦議会に当選した後、アジア系市民が公共の場で見知らぬ人から差別の言動攻撃を受ける事件が増えた」と語っている。

 当時、中国系オーストラリア人フォーラムの会長だったドクター・チアム・アンは、「あの時期の不安が繰り返さないことを望む。差別意識はブルー・カラー労働者だけだと思いがちだが、チャツウッド駅やタラマラ駅で中国系市民がスーツを着た男らに唾を吐きかけられる事件が起きている。だから、中間派のオーストラリア国民にお願いしたい。差別と不寛容の傾向と闘い、民族差別言動を目撃したら是非とも声を挙げて欲しい」と語っている。

 また、ケンリック・チア現フォーラム会長は、「当フォーラムは、ハンソン氏のワン・ネーション党に攻撃されているムスリム・コミュニティその他の人々と力を合わせて差別と闘う。また、当フォーラムはイスラム憎悪を非難する。今回、ハンソン氏らは、中国系を主な標的にはしていないが、だからといって彼らが私達を攻撃してこないということではない。どの民族グループも民族差別的脅しや差別を受けるべきではないのだから」と語っている。
■ソース
Pauline Hanson controversy: Chinese community campaigns against ‘racist’ ideas

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