「州民は政府の政策を理解していない」

補欠選挙敗北で州首相強気な発言

 7月19日、スタッフォード選挙区の補欠選挙で前回州議会選挙で圧倒的に優勢だった自由国民党(LNP)のボブ・アンダーセン新候補がアンソニー・ライナム労働党候補に大差で敗れ、しかも18.6%と大きく票を失っていることでQLD州政権には激震が走っている。

 20日には、キャンベル・ニューマンQLD州首相が談話を発表し、「州民に不人気な政策を敢えて取らなければならない政府の意図を州民はまったく理解していない」と語った。しかし、州民を非難する発言はこれまでのニューマン州首相の行動も含めて傲慢さの現れとして、今後州民の反感をさらにかき立てる結果になる可能性もある。

 ニューマン州首相は、「一部の有権者が政府に不満を持っていることは理解している。政府は州民に不人気な決断を下してきたが、なぜ不人気な決断をせざるを得なかったかを州民は理解していない。大きな問題は、QLD州の財政がどれだけひどかったということを州民が理解していないことだ。政府の決断はすべてQLD州を良くしようという考えから出たことだ。この政府は10年かかる改革を2年ちょっとでやろうとした。州民のためでないなら、なぜ嫌われるような難しい決断を下すことがあるだろうか?」と語っている。

 スタッフォード選挙区の補欠選挙は元LNP党員で保健副大臣を務めていたクリス・デービス氏が政府の政策に何度も異をとなえた結果、政界を引退したことを受けて行われた。

 野党労働党のアナスタシア・パラスチュク党首は、「州民は、傲慢で州民の気持ちを知ろうとしない政府を嫌っている。州民の声に耳を傾け、州民のことを考える政府を望んでいる」と語っている。

 今年2月にもレッドクリフ選挙区補欠選挙が行われ、LNPはやはり17.2%という高率で票を失っており、来年の州議会選挙に向けてニューマンLNP州政権にとっては州民の厳しい判断が続いている。(NP)

http://www.abc.net.au/news/2014-07-20/premier-campbell-newman-says-queenslanders-don27t-understand/5610010

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