北部準州ならではのカムファリ二輪四輪バイク・マッド・レース

12キロの周回でフィニッシュまでに半数が脱落する超耐久レース

 未舗装路を使った2輪バイク、4輪バイクのレースは林道、砂浜、砂漠、岩の多い山岳地など様々なものがある。オーストラリアの北部準州にはこの地域ならではのダート・レースがある。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 5月1日、北部準州ダーウィン近郊で開かれた「トップ・エンド・カムファリ」レースは、この地域ならではの苛酷をきわめる超耐久レースだ。

 オーストラリア大陸独特の雑木と雑草の茂る荒れ地でモトクロッサーやクォードバイクにまたがった選手がライフル銃の号砲で12kmの周回コースに向けて飛び出していくが、1分後に待ち受けているのは車軸まで浸かる泥沼。レースが終わるまでには49台の二輪、28台の四輪の半数近くが脱落するという厳しさで、常連の出場者も「このレースには愛憎相半ばする」と語っている。

 折からの旱魃でコースは乾いてしまっていて、主催者を懸念させたが、レース日直前に大雨が降り、主催者を安心させたと伝えられている。

 4時間にわたって泥沼と苦闘したブラッド・「ウォンカ」・ウィリスクロフトさんは、「これまででもっとも苛酷なレースだった。走っている間、自分はこんなところで何をしているんだろうと自問自答せずにはいられなかった。しかし、勝利すれば苦労も報われるというものだ」と語っている。

 クォードバイクで参加したミシェルさんは、「フィニッシュするだけでいいと思った。仕事のストレスがすっかり吹き飛んだ。普段は軟弱で、羽目をはずすことなんてないんだけれど、突然思い立って、めちゃくちゃやってみようかしらと応募した」と語っている。

 ウィリスクロフトさんは、「今回で10回チャンピオンになった。しかし、若手がどんどん速くなってきている。自分はもう記録を維持するだけだ。チャンピオンのまま引退するつもりだ」と語っている。
■ソース
Top End Kamfari race: Mud, motors and purple velvet combine as bikes and quads go head-to-head

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