【QLD】大自然・美食・アートを満喫 タスマニア・ガイド

大自然・美食・アートを満喫 タスマニア・ガイド

面積は北海道より小さいくらいのサイズ感だが、19もの国立公園があるなど大自然を始め、アートや食を堪能できるタスマニア。思う存分楽しもうとキャンプなどを予定に入れると旅程がどうしても長期になってしまい、費用や日程の関係で同地への旅を実現できていないという人は多いのではないだろうか。本特集ではそういう人のために海と山を楽しめるフレシネ国立公園、主要都市のホバートとロンセストンに目的地を絞った最短3泊、最長4泊でタスマニアを効率的に回れるお薦めコースを紹介。同コースは目的地A、B、C(全体コース・マップ参照)で宿泊をするとちょうど良い行程になっている。北部ロンセストンから南部ホバートまでの東海岸をレンタカーで巡る全走行距離約500kmのワンウェイ・コースを楽しもう。(文=佐久間さつき)

ロンセストン

タスマニア北部の最大都市ロンセストンは、スタジオジブリのアニメ映画『魔女の宅急便』の舞台のモデルになったと言われている街。自然と歴史的建造物が融合した街並みと夕日はカメラのシャッターを切らずにはいられない美しさだ。ロンセストン空港から市街までは車で約15分。

カタラクト渓谷

Cataract Gorge Reserve

市街中心部から徒歩でダイナミックな自然を楽しむことができる
市街中心部から徒歩でダイナミックな自然を楽しむことができる
渓谷を眺めるのにチェア・リフトを利用するのもお薦め
渓谷を眺めるのにチェア・リフトを利用するのもお薦め

ロンセストンに来たのであればここは必見のスポット。自然溢れるダイナミックな渓谷に市街中心部から徒歩で行くことができ、散策コースや渓谷を望むプールを楽しめる。チェア・リフトを利用し、渓谷やプールをのんびりと眺めるのもお薦め。

■住所:67 Basin Rd., West Launceston ■Tel: (03)6334-5915 ■Web: www.launcestoncataractgorge.com.au/index.html ■チェア・リフト料金: 大人$13、子ども$8、3歳以下無料 ■営業時間:9AM~4:30PM(冬季)、9AM~5PM(春・秋季)、9AM~6PM(夏季)


ポッド・イン

Pod Inn

ホテルの館内
ホテルの館内
サイド・エントランスの客室。この他にフロント・エントランスとスーペリア・サイド・エントランスの客室が用意されている
サイド・エントランスの客室。この他にフロント・エントランスとスーペリア・サイド・エントランスの客室が用意されている

2018年に新しくできた安価に泊まれるカプセル・ホテル。Wi-Fiやバスタオル、朝食用トースト、コーヒーまたはティーの無料提供あり。街の中心部にありアクセスが良好の上、近隣駐車場を1泊2ドルで利用可能。

■住所:17-19 Wellington St., Launceston ■Tel: 0475-555-549 ■Web: www.podinn.com.au ■受付時間:月~金8AM~7PM、土10AM~7PM、日・祝12PM~7PM


インサイド・カフェ

Inside Cafe

インサイド・カフェの店舗外観
インサイド・カフェの店舗外観
目にも鮮やかなプレートが一押し商品
目にも鮮やかなプレートが一押し商品

お洒落な雑貨店に隣接するカフェ。ヘルシー志向の色彩豊かなプレートが魅力で、ランチにお薦め。営業時間には変動の可能性があるので事前にチェックしておこう。街の中心部に位置しているので、アクセスが良いのも魅力。

■住所:10-14 Paterson St., Launceston ■Tel: (03)6331-7348 ■Web: www.insidecafe.com.au ■営業時間:月~金7:30AM~4PM、土8AM~3:30PM、日休


ブラック・カウ

The Black Cow

夜遅くまでボリューム満点のステーキを楽しめる
夜遅くまでボリューム満点のステーキを楽しめる
同店自家製のサワードウ・ブレッドも外せない
同店自家製のサワードウ・ブレッドも外せない

遅くまで営業しているローカルからも人気が高いステーキがメインのビストロ。島わさび、ポン酢などの日本の調味料もそろっているので、日本の味が恋しくなった時にも満足できる。同店では特にホーム・メイドのサワードウ・ブレッドとタスマニアン・バターは外せない。

■住所:70 George St., Launceston ■Tel: (03)6331-9333 ■Web: www.blackcowbistro.com.au ■営業時間:毎日5:30PM~深夜


フレシネ国立公園

美しいビーチやハイキング・コースが数多くある国立公園。この旅のコースのアクティブなポイントなので1泊はしてフレシネ半島の自然と戯れよう。国立公園周辺には多くのキャンプ施設やホテルが点在するが、人気のため早めの予約が望ましい。国立公園内は車両1台につき24ドルの登録料が必要。車両のパスはビジター・センターで購入可能。

ワイングラス・ベイ

Wineglass Bay

国内で高い評価を誇る美しいビーチ
国内で高い評価を誇る美しいビーチ

オーストラリア人が選ぶ同国の美しいビーチ・ランキングで2位を獲得(2018年ジェットスター・カスタマー・パネル調べ)した有名観光地。ワイングラス・ベイの展望台までは駐車場から往復で徒歩1時間半ほど要するので、準備万端で挑もう。


ハネムーン・ベイ

Honeymoon Bay

国内で高い評価を誇る美しいビーチ
国内で高い評価を誇る美しいビーチ

オワイングラス・ベイの反対側に位置するハネムーン・ベイは平坦な岩場のビーチ。フレシネ・ロッジの隣に位置し、人が少なくアクセスも楽。ゆっくりと時を過ごせる。


フレシネ国立公園ビジター・センター

Freycinet National Park Visitor Centre

フレシネ国立公園の情報収集に便利なビジター・センター
フレシネ国立公園の情報収集に便利なビジター・センター

ビジター・センターでは当日の天候や山火事などによる道路状況への影響、トレッキング・コースをマップ付で詳しく教えてくれる。センター内では、もしもの時の雨具やオリジナル・グッズの販売も。フレシネ公園の歴史や現地で出合える野生動物の情報も公開しているので、必ず立ち寄ろう。

■住所:Freycinet Dr., Freycinet ■Tel: (03)6256-7000 ■Web: www.parks.tas.gov.au/index.aspx?base=3371 ■営業時間:8AM~5PM(1~4月・11~12月)、9AM~4PM(5月~10月)


フレシネ・ロッジ&リチャードソン・ビーチ

Freycinet Lodge & Richardsons Beach

吸い込まれるような美しい青色が広がるテラスには、宿泊せずともぜひ立ち寄ってみたい
吸い込まれるような美しい青色が広がるテラスには、宿泊せずともぜひ立ち寄ってみたい

フレシネ公園内のリチャードソン・ビーチに面する最高のロケーションと評判のリゾート。ガイド付きウォーキング・ツアー、クアッド・バイク・ツアー、野生動物ツアー、シーカヤックを楽しむ拠点として最適。眩まばゆいブルーが広がるラウンジとテラスは宿泊せずともランチやティー・タイムでもくつろげる。カジュアルなビストロもあり。

■住所:Coles Bay Rd., Freycinet National park ■Tel: (03)6256-7222 ■Fax: (03)6257-0278 ■Web: www.freycinetlodge.com.au

ホバート

シドニーに次いでオーストラリアで2番目に古い都市、ホバート。ヨーロッパ調の建築と港町ならではのグルメ・レストランが軒を連ねる観光スポット。フレシネ半島を後にし、ホバートへの移動途中にボノロング野生動物園とMONA美術館の観光を済ませると、効率良く回ることができる。タイミングが合ったら毎週土曜日のサマランカ・マーケットで地元の商品を手に入れよう。

ボノロング野生動物保護区

Bonorong Wildlife Sanctuary

ボノロング野生動物保護区に生息するタスマニアデビル
ボノロング野生動物保護区に生息するタスマニアデビル
カンガルーに餌を与えながら触れ合うこともできる
カンガルーに餌を与えながら触れ合うこともできる

自然の中で動物たちと触れ合える動物保護区。入園料は高めだが、タスマニアデビルやウォンバットに出合えるデイリー・ツアーが含まれている。

■住所:593 Briggs Rd., Brighton ■Tel: (03)6268-1184 ■Web: www.bonorong.com.au ■Email: info@bonorong.com.au ■営業時間:毎日9AM~5PM ■入場料金(カンガルーの餌付き):大人(16歳以上)$30、子ども(3~15歳)$16、2歳以下無料、ファミリー料金(大人2人+子ども2人)$85


モナ美術館

Mona Museum

斬新さと革新的な雰囲気が特徴の美術館
斬新さと革新的な雰囲気が特徴の美術館
モナ美術館はゆったりと広い敷地を有するため、館内見学だけでなくゆっくり過ごすのも良い
モナ美術館はゆったりと広い敷地を有するため、館内見学だけでなくゆっくり過ごすのも良い

ひと言で現代アートの美術館とは言い難い、斬新かつ革新的な美術館。ウォーター・フロントの眺めの良い敷地にはフリー・スペースやレストランもあり、館内見学以外にも行く価値がある。

■住所:655 Main Rd., Berriedale ■Tel: (03)6277-9900 ■Web: mona.net.au ■Email: info@mona.net.au ■開館時間:月・水~日10AM~6PM(2018年12月1日~19年4月28日)、火休(オープン日も有。要確認)、5月以降の開館時間はウェブサイトに更新予定 ■入場料金:大人$28、コンセッション$25、18歳以下無料


マウント・ウェリントン展望台

Mt. Wellington Observation Shelter

1,270メートルの標高から眺められる絶景
1,270メートルの標高から眺められる絶景
ガラス張りの展望台
ガラス張りの展望台

ホバート市内中心部から車で約30分の距離にあるウェリントン山の標高1,270メートルに位置する展望台。日中の晴天であればホバート市街だけでなくブルーニー島までも一望できる。展望台まではカーブと対向車、サイクリストが多いので気を付けよう。

■住所:1 Pinnacle Rd., Wellington Park ■Tel: (03)6238-2176 ■Web: www.wellingtonpark.org.au/visitors ■屋内展望台営業時間:8AM~10PM(夏季)、8AM~4:30(冬季)


ダチ&ダチ・ベイカーズ

Daci & Daci Bakers

店先にできる客の列が同店の人気の高さを表している
店先にできる客の列が同店の人気の高さを表している
ショー・ウィンドーに並ぶ美しいケーキの数々
ショー・ウィンドーに並ぶ美しいケーキの数々

タスマニアの食材を使った朝食、ランチ、カフェが楽しめるローカルに人気の名店。中でもショー・ウィンドーに並ぶ美しいケーキには目を奪われる。他にもペイストリーがあり、メニューはグルテン・フリー、ビーガンにも対応している。

■住所: 11 Murray St., Hobart ■Tel: (03)6224-9237 ■Web: dacianddacibakers.com.au ■営業時間:毎日7AM~5PM

旅の合間にちょっと寄り道

ロス・ビレッジ・ベーカリー

Ross Village Bakery

キキの仕事先のモデルとなった
キキの仕事先のモデルとなった

『魔女の宅急便』の主人公・キキの仕事先のモデルとなったベーカリー。宿泊施設も備え、壮大な草原に佇たたずむロス村の美しい街の入り口にある。ロンセストンからフレシネ半島に移動する日にぜひ立ち寄ってみよう。ハイウェーから少し入るだけの小さな村なのでそれほどのタイム・ロスにはならない。

■住所:15 Church St., Ross ■Tel: (03)6381-5246 ■Fax: (03)6381-5360 ■Web: www.rossbakery.com.au ■Email: enquiries@rossbakery.com.au ■営業時間:月・水~日9AM~4PM、火休

サラマンカ・マーケット

Salamanca Market

オーストラリアでも有数の伝統と規模を誇るマーケット
オーストラリアでも有数の伝統と規模を誇るマーケット

45年以上の歴史を持ち、工芸・ジュエリー・衣類・オーガニック食材など300ものショップ数を誇るマーケット。オーストラリア・ツーリスト・アワードなど受賞歴を持つ同マーケットは、ハイセンスでオリジナリティーに溢れている。

■住所:Salamanca Place, Hobart ■Web: salamancamarket.com.au ■営業時間:毎週土曜8AM~3:30PM

モナ・フォマ・アート・フェスティバル

MONA FOMA Art Festival

さまざまなイベントが開催される屋外スペース
さまざまなイベントが開催される屋外スペース

世界的なアーティストが集まるモナ美術館主催のアートと音楽のフェスティバル。今年1月に約1週間にわたってロンセストンとモナ美術館で開催された。日本からの出演者もおり、スケジュールを合わせて鑑賞できれば旅のエッセンスになること間違いなし。2020年以降のイベント詳細は公式ウェブサイトで確認ができる。

■Tel: (03)6277-9978 ■Web: mofo.net.au ■Email: info@mona.net.autickets@mona.net.au(チケット・サポート)

タスマニアで見つけるインスタ映え #絶景スポット

息をのむような絶景や自然溢れるタスマニア。そこには、思わずインスタグラムなどのSNSへ写真を投稿したくなるスポットが数多くある。そこで今回は、日豪プレス編集部が選ぶ、インスタ映えするタスマニアの絶景スポットを紹介する。

ダブ・レイク

クレイドル・マウンテンの有名な湖。澄み切った空気と厳かに佇たたずむ自然を背景にフォトジェニックな写真が撮れる。
■インスタグラム:「Dove Lake」でスポット検索

オーバーランド・トラック

クレイドル・マウンテン内にあるウォンバットの巣窟。人間に慣れている彼らを至近距離で撮影できることもある。
■インスタグラム:「Overland Track」でスポット検索

ブルーニー島・ネック・ルックアウト

ホバートからフェリーで約1時間で到着するブルーニー島を一望できる展望台。夜には野生のペンギンにも出合える人気スポット。
■インスタグラム:「Neck Lookout Bruny Island」でスポット検索

ブルーニー島・ケープ・ブルーニー灯台

サウス・ブルーニー国立公園の灯台元の岬からはブルーノ島が見渡せる。360度のパノラマはどこを切り取っても美しい画になる。
■インスタグラム:「Cape Bruny Lighthouse」でスポット検索

フレンドリー・ビーチズ

フレシネ公園近くのサーフ・ポイントとしても有名なビーチ。真っ赤に染まるサンセットが海面に反射し、見事な光景となる。
■インスタグラム:「Friendly Beaches」でスポット検索

リッチモンド・ブリッジ

自然の中に佇むタスマニア最古の石橋。水面には橋や芝生の緑が反射し、近付いてくるカモと共にのんびりとした雰囲気を楽しめる。
■インスタグラム:「Richmon Bridge」でスポット検索

クローバー・ヒル

高級感溢れるワイナリー。芝生の上でくつろげる試飲スペースからはブドウ畑を見下ろせる。
■インスタグラム:「Clover Hill Wines」でスポット検索

ブライドストゥ・ラベンダー・ファーム

200キロに及ぶ紫色の絨毯(じゅうたん)とラベンダーの香りに包まれ、まるで異世界に足を踏み入れたような気分に。12月が見頃のピーク。
■インスタグラム:「Bridestowe Lavender Estate」でスポット検索

ラッセル・フォール

©Tourism Australia
©Tourism Australia

フィールド国立公園内のトレッキング・ロードを抜けると現れる滝。水量の多い11月~3月に訪れると迫力満点の景色となる。
■インスタグラム:「Russell Falls Tasmania」でスポット検索

ベイ・オブ・ファイアー

フォトジェニックなオレンジ色の岩が点在するビーチ。夜明けやサンセット時には、太陽が反射し見事な光景に。
■インスタグラム:「Bay of Fires」でスポット検索

デビルズ・コーナー

モダンなデザインの展望台がアイコンのワイナリー。現地産の牡蠣(かき)も販売されており、広大な自然やワインと共に写真に収められる。
■インスタグラム:「Devil’s Corner Cellar Door」でスポット検索

アドベンチャー・ベイ・ビーチ

海に突き出た断崖絶壁に登れる数少ないスポット。手つかずの自然に反射する夕日と夕暮れの空が幻想的な雰囲気を醸し出す。
■インスタグラム:「Adventure Bay Beach」でスポット検索

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