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新型コロナワクチンのブースター接種実施中

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新型コロナワクチンのブースター接種実施

unnamed新型コロナワクチンのブースター接種実施

 2021年10月28日、オーストラリア連邦政府は18歳以上の方を対象に新型コロナワクチンのブースター接種を実施すると発表しました。

 この記事を読んでブースター接種プログラムについて知り、いつブースター接種が受けられるか把握しておきましょう。

ブースター接種プログラム実施の理由

 オーストラリアで受けられる新型コロナワクチンはアストラゼネカ(Vaxzevria)ファイザー(Comirnaty)およびモデルナ(Spikevax)で、これらはいずれも重症化や入院、死亡を防ぐ上で非常に効果的です。また、こうしたワクチンは新型コロナウイルスに感染するリスクや、このウイルスを他の人に移すリスクを軽減する上でも大きな威力を発揮します。

 オーストラリア連邦政府は 2回目の接種を 6か月以上前に終えた方を対象に、ブースター接種の導入を開始しました。

 新型コロナワクチンは 2回受ければ、特に重症化を予防する効果が非常に高いという大切な点を心にとめておく必要があります。

 ブースター接種は 2回目の接種から 6か月以上経過してから受けると、初回 2回の効果がさらに強化されて長期間継続するようになり、ウイルスの拡散予防にも効果的です。

 海外に行く場合やその他の懸念がある場合でも、2回目の接種から 6か月経っていないのに急いでブースター接種を受けることはしないでください。初回 2回の接種には完全な予防効果が最低 6か月間はありますので、ご安心ください。

新型コロナブースター接種の受け方

 新型コロナワクチンはオーストラリアでは誰でも無料で受けられ、これにはブースター接種も含まれます。

 開業医や政府のワクチン接種クリニック、または接種プログラムに参加する薬局に行けば、新型コロナブースター接種が受けられます。

 新型コロナブースター接種の予約はaustralia.gov.auで、または1800 020 080にお電話ください。通訳サービスは131 450にお電話ください。

 2回目の接種がいつだったか思い出せない場合には、新型コロナワクチン接種証明にそうした明細が記載されています。接種証明の入手法については servicesaustralia.gov.auをご覧ください。かかりつけ医から 2回目の接種を受けた方は、同医師にお尋ねください。

ブースター接種と3回目の接種の違い

 オーストラリアの予防接種専門家で構成された豪予防接種専門諮問委員会(ATAGI: Australian Technical Advisory Group on Immunisation)は、12歳以上で重度の免疫不全がある方に 3回目の新型コロナワクチンを推奨しています。重度の免疫不全の方は他の人よりも免疫力が弱いため、他の人が 2回の接種で得られるレベルの予防効果を得るためには3回の接種が必要です。

 3回目の接種の対象者は、2回目の接種から 2か月〜6か月後に 3回目を受けるべきで、これは初回 3回の接種コースの一環となります。

 この 3回目の接種は新型コロナブースター接種とは異なります。ブースター接種は今のところ、重度の免疫不全の方で、新型コロナワクチンの初回 3回の接種コースを終えた方には推奨されていません。

より詳しい情報は

 信頼できる公式資料を読んで、新型コロナワクチンプログラムについての最新情報を把握しておくことが重要です。

 日本語でのより詳しい情報はhealth.gov.au/covid19-vaccines-languagesをご覧ください。
1800 020 080の全国新型コロナウイルス・ワクチンホットラインに電話することもできます。通訳サービスは131 450にお電話ください。

[キャンベラ、オーストラリア連邦政府認可広告]

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