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メルボルン空港第3滑走路、建設してもいいよ! 連邦政府がゴーサイン

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南北3,000メートル 2031年運用開始目指す

メルボルン空港のターミナル(Photo: Melbourne Airport)

 オーストラリア南部の主要国際空港、メルボルン空港の第3滑走路建設にゴーサインが出た。キャサリン・キング連邦インフラ・交通・地域開発・地方政府相が13日、計画を承認したと発表した。

 既存の南北滑走路の1.3キロ西側に平行して3,000メートルの新滑走路を建設し、2031年に運用開始を予定している。滑走路新設に合わせ、「ノイズシェアリング」(騒音を分散させる対策)の一環として、既存の東西滑走路の距離は短縮する。

 メルボルンは、最大都市の東部シドニーに次ぐ国内第2の都市。人口増加が著しく、都市圏の定義の違いによっては、すでにシドニーを上回っている統計もある。連邦インフラ・交通・地域開発・地方政府省によると、2023年のメルボルンの搭乗客数は約3,323万人。すでに3本の滑走路を運用しているシドニー(約3,872万人)に次いで2番目に多い。

 キング連邦インフラ相は声明で「新滑走路は拡張する都市の航空需要に対応し、乗客と貨物のアクセスを改善しつつ、今後の経済成長をけん引する」と述べた。その上で、ノイズシェアリングを徹底することで空港の拡張と地域社会の共存を目指す考えを強調した。

 メルボルン空港会社によると、第3滑走路は地元ビクトリア州に年間60億豪ドルの経済効果を生み出すという。

■ソース

Melbourne Airport third runway(The Hon Catherine King MP, Minister for Infrastructure, Transport, Regional Development and Local Government)

Melbourne Airport’s third runway to keep Victoria flying(Melbourne Airport)





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