700店舗以上で回収 内装材やパン包装に再利用

オーストラリアのスーパー最大手「ウールワース」を運営するウールワース・グループは7日、ビニール袋や食品包装材などの使用済みソフトプラスチック(軟質プラスチック)について、回収・リサイクルの取り組みを国内5州の700店舗以上に拡大したと発表した。リサイクル企業やサプライヤーと連携して、店内の内装パネルや、自社ブランドのパン袋などの原料として利用している。
回収箱を設置したのは、国内1,117(2025年時点)あるウールワース店舗の6割以上に達した。南部ビクトリア州の5店舗で2024年から実証実験を開始。その後規模を拡大し、これまでに合計31トン、約4,000万個のソフトプラスチックを回収したという。
回収の対象は、ビニール袋、パンやポテトチップス、シリアル、菓子類などの柔らかくて薄いプラスチックの包装袋。ウールワースは、汚れていない乾いた状態で回収箱に入れるよう呼びかけている。
ガラス瓶やプラスチック容器、ペットボトル、コーヒーカップ、アルミ缶、スチール缶、分解可能な袋、食品廃棄物、紙、段ボールなどは対象となっていないので、注意が必要だ。
消費者にリサイクルを促す民間の積極的な取り組みとして注目される。オーストラリアは一般的に環境保護意識が高いと言われるが、日本と比較して、行政の資源ゴミ回収や分別収集は遅れている。ソフトプラスチックは通常、生ゴミと同じ扱いで回収される。焼却処理されず、遠隔地の処理場にそのまま投棄されている。
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