ニュージーランドで南ア型コロナウイルス感染者発生

オーストラリア、タスマン海旅行制度を一時停止

 オーストラリアとニュージーランド(NZ)はコロナウイルス陽性者の発生も極度に下がっていることからタスマン海を挟んだ両国の間の民間航空路線を再開し、「タスマン海バブル旅行」制度を進めていたが、ニュージーランドで新型の南アフリカ型コロナウイルス株感染者が出たことからオーストラリアは制度を一時停止した。連邦政府は、このタスマン海バブル旅行制度停止について、72時間後に見直しを行う。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 NZのクリス・ヒプキンズ・コロナウイルス対策担当大臣は、「何か月ぶりかでコロナウイルス感染者が発生した。新陽性者から採取したウイルス・サンプルをゲノミ解析した結果、この女性患者(56)は南ア型コロナウイルス変異株に感染していた」と発表している。

 女性は海外からの帰国者で、帰国後にオークランドのプルマン・ホテルで14日間のホテル隔離を済ませていたが、その後に検査したところ陽性と判定されたもの。

 ヒプキンズ大臣は、「この女性の感染源は女性と同じ頃にプルマン・ホテルでホテル隔離していた海外からの帰国者である確率が高い。これは不幸中の幸いで、感染源が明らかになっている限りは、科学者をコロナウイルスの他の作業から借り出さなくてもいい」と語っている。

 また、「女性がホテル隔離中にどのような経路で感染することになったのかはこれから調査を始める。女性の夫とヘアドレッサーの2人は女性と濃厚接触していたが、いずれもコロナウイルス陰性と判定されている」と発表している。また、この女性は陽性判定を受けるまでに国内で30か所ほどの場所に立ち寄っていた。

 今後72時間以内にNZからオーストラリアに到着する旅行者はホテル隔離が義務づけられる。また、1月14日以後今日までにNZを出発してオーストラリアに到着していた旅行者はコロナウイルス検査を受け、陰性判定が出るまで自主隔離するよう指示されている。
■ソース
Australia halts New Zealand travel bubble amid fears of South African coronavirus strain

New Zealand’s most recent case was infected with South African variant of the virus

    日豪プレス キレイになろう特集 テイクアウェイ特集2020

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