海外でワクチン接種済みの帰国者、陽性判定

ホテル隔離中の定期検査で判明

 NSW州保健局は、「過去3週間の間に、海外で完全に接種を済ませた帰国者のうち6人がホテル隔離中の定期検査で陽性と判定された」と発表した。

 5月7日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 コロナウイルス・ワクチン接種を済ませていてもコロナウイルスに感染する可能性があり、ワクチン・パスポート制度で接種者を自由に国際渡航できるようにすることの難しさが示されている。

 5月7日には大シドニー地域で1件の新陽性者も検出されていないが、ホテル隔離中のアメリカからの感染渡航者からシドニー東郊地域在住の50代の夫婦がどういう経路で感染したのかが未解決のままになっている。

 一方、NSW州保健局のCOVID-19監視週間報告のデータによると、4月10日から5月1日までの3週間にホテル隔離中の海外からの帰国者・入国者のうち150人が陽性と判定されたが、そのうち6人が必要な回数の接種を済ませていた。

 1人はジョンソン&ジョンソンのような1回の接種で免疫ができるというもので、3人はファイザー、アストラゼネカ、モデルナなど2回の接種を必要とするタイプ。また、2人は2回目の接種を受けてから14日以内にコロナウイルスにさらされており、まだ完全な免疫ができる前に感染したと考えられている。

 さらに、3月1日以来、2回の接種が必要なワクチンで1回しか受けていない海外帰国者の場合、12人が陽性と判定されている。また、ホテル隔離で働いている地元の労働者は、3月に1回の接種を受けた後、2回目を受ける前に感染している。

 5月6日にはスコット・モリソン連邦首相が、「ワクチン・パスポート制度は医学専門家パネルが審査しているが、この制度を発足させるのはまだ先のことになると思う」と語っている。

 シドニー大学のフィオーナ・スタナウェイ疫学博士は、「どんなコロナウイルス・ワクチンも100%の効力は期待できない。接種を済ませていても陽性と判定される人はいるが、そのほとんどは無症候型だ」と語っている。
■ソース
Fully vaccinated travellers test positive in Sydney hotel quarantine

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