NSW州、50歳以上にアストラゼネカ・ワクチン準備

公立病院とワクチン・ハブで一般高齢者対象開始

 5月24日付ABC放送(電子版)は、NSW州の公立病院とシドニー・オリンピック・パークの大規模ワクチン接種ハブで50歳以上の一般市民にアストラゼネカ・ワクチンの接種を開始したと伝えている。

 オーストラリア国内では50歳未満は本人の了承がある場合を除いてファイザー・ワクチンを接種し、50歳以上には、基礎疾患など特別の事情がある場合を除いてアストラゼネカ・ワクチンを接種することが決められている。

 同日、グラディス・ベレジクリアンNSW州首相は、「ファイザーが提示した病院のほとんどを含めて、州内26箇所のヘルス・ハブでも50歳以上を対象にアストラゼネカ・ワクチンの接種を始める。この年齢グループは、まだワクチンのブランドを選ぶことはできない」と語っている。

 国内ではこれまでに140万人がアストラゼネカ・ワクチン接種を受けており、これまでに同ワクチンとの因果関係が認められる血小板減少症を伴う血栓症患者は11人発生、1人は死亡している。発生率では0.0007%に相当する非常にまれな障害で、かつ年齢が上がるに従って発生率が下がる傾向にある。ただし、皆無というわけではない。しかし、豪医薬品管理局(TGA)その他の医療関係機関はいずれも50歳以上高齢者は是非接種を受けるよう呼びかけている。

 ベレジクリアン州首相は、VIC州で陽性者が発生した可能性の報道に触れ、「州境閉鎖はばかげている。今の段階で州境閉鎖はエネルギーの無駄だ。幸か不幸か、これまでにもこのようなことは何度も見てきており、対処の仕方も分かっている」と語った。

 シドニー・オリンピック・パークの接種ハブにはアストラゼネカ・ワクチン接種の予約が1,100人ほど入っており、各地のGPにはさらに何千人もの予約が入っている。

 さらに、「州内のGPはすでに85,000人以上にアストラゼネカ・ワクチン接種を済ませている。今後、週に3万人くらいのペースで進めたい。ただし、それも連邦からどれくらいのペースでワクチンが供給されてくるかにかかっている。現段階では接種希望者がワクチン供給量を上回っている、順番待ちの長いリストになっている。しかし、希望者が多いことはいいことだ」と語っている。
■ソース
NSW Health hospitals and vaccine hubs offering AstraZeneca jab to over 50s

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