VIC州、新たに5人がコロナウイルス陽性判定

高齢者介護施設職員1人も陽性と判明

 VIC州では5月29日午後8時までの24時間にさらに5人がコロナウイルス検査で陽性と判定された。また、アーケア・メイドストン高齢者介護施設職員1人がやはり陽性と判定されている。

 5月30日付ABC放送(電子版)が伝えた。

 メルボルン市西部地区のこの高齢者施設職員はこれまでの感染クラスターとの関連がつかめておらず、接触追跡チームが両者の交点を探している。一方、この検査結果で同施設はロックダウンされた。

 連邦政府のグレッグ・ハント保健相は、「同施設の76人の入居者のうち53人がワクチン接種を希望している」と語った。

 同職員は、5月27日に勤務した時は症状を示していなかったがその後の検査で陽性と判定されている。また、1回目の接種を受け、2回目の接種を待っている段階だった。

 ワクチンは、ファイザー、アストラゼネカとも、1回の接種ではウイルスに感染する可能性は予想されていたが、感染しても比較的軽症で済むと考えられている。

 また、5人の陽性者のうち2人は、既に確認されている感染者の濃厚接触者で既に隔離に入っていた。

 3人めはサウス・メルボルンのテルストラ店との関連があり、同店はこれまでにクラスターとの関連が突き止められている170箇所の「接触場所」の一つで、この感染者もすでに隔離に入っている。

 ジェリーン・ワイマー・コロナウイルス対策統括責任者は、「コロナウイルスに弱い高齢者の介護施設で陽性者が出たこと。しかも、感染経路が判明していないことは非常に憂慮される」と語っており、今回のアウトブレークで感染経路がつかめていない初の症例になるため、感染経路を割り出すことが重要になる。そのため、この職員から採取されたウイルスのゲノム解析が進められている。

 このアウトブレークでは、海外からアデレード空港で帰国し、同市で陰性のまま2週間のホテル隔離を済ませて、メルボルン北部のウォラート地区に帰宅してから陽性と判定されたことから、アデレード市でのホテル隔離中に他の帰国者から感染したことはほぼ確かとされているが、この男性と他の30人を超えるクラスターとの感染経路がまだつかめていない。

 VIC州政府は、「入出国は連邦の管理、連邦政府がもっと力を入れるべき」と要求しているが、スコット・モリソン連邦首相は、「現行のホテル隔離は99.9%機能している」として、現行の州負担のホテル隔離制度の見直しを拒んでいるため、疫学専門家からも批判が出ている。
■ソース
Victoria records five new locally acquired COVID-19 cases as Arcare Maidstone aged care worker tests positive

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