NSW州、コロナウイルス新陽性者112人に

震源地がフェアフィールド市域に移動

 7月12日、グラディス・ベレジクリアンNSW州首相は、7月11日午後8時までの24時間に新たに112人がコロナウイルス陽性と判定されたと発表した。6月中旬にボンダイで始まったアウトブレークで感染者は総数678人にのぼっている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ベレジクリアン州首相は、「新陽性者112人の大多数は感染者との家族接触または濃厚接触があった」と語っている。

 また、その大多数はシドニー都市圏南西部フェアフィールド市域の在住者になっており、今回のアウトブレークの震源地がシドニー都市圏東郊からフェアフィールド市を中心にした地域に移ったことを示している。また、メディカル・センターや薬局で感染が広がっているケースもある。

 また、このアウトブレークを制圧し、ロックダウンを終わらせるため、州政府は新たにワクチン接種体制変更や規制強化を発表しており、アストラゼネカ・ワクチンは、これまでの「60歳以上」を変更し、州首相は、「40歳以上の希望者にも適用する。州薬剤師ギルドとも協議し、薬局でアストラゼネカ・ワクチン接種をできるようにする」と発表した。

 また、ケリー・チャント主席医務官は、「過去4週間以内にアストラゼネカ・ワクチン接種を受けた者は、GPと相談し、1回目後6週間から8週間の間に2回目の接種を受けられるかどうか決めてもらいたい。本来12週間の間を置くことで最大の効力が得られ、2回の間隔を短縮することで長期的な効力が下がるが、これは緊急の措置であり、将来的に3回目をブースターとして接種することで新たに免疫効果を引き上げることができる。現在蔓延しているのはコロナウイルス・デルタ株で、これまでの株に比べて感染力がかなり強まっており、若年者も感染しやすくなっている。そのため、ワクチンのリスクを考慮しても感染を防ぐことが優先する状況になっている」と語っている。

 医学専門家諮問グループのAustralian Technical Advisory Group (ATAGI)は、「アストラゼネカ・ワクチンが60歳以上推奨であることは今も変わりないが、ファイザー・ワクチンが手に入らない場合にはより60歳未満に接種して差し支えない」と発表している。
■ソース
NSW records 112 COVID-19 cases, highest daily number in outbreak

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