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「今季、インフルエンザ死者は4,000人にも」

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医療専門家、国民に予防接種を呼びかけ

 世界の先進国ではしか患者が急増しており、保健当局がはしかの予防接種を呼びかけに懸命になっている。一方、オーストラリアでは今冬季すでにインフルエンザ患者発生が昨年をはるかに上回る率になっており、医療専門家は国民に予防接種を呼びかけている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 それによると、今季すでに例年の3倍の率でインフルエンザ患者が出ており、今年3月には1万人を超える人がインフルエンザと診断されているが、2018年3月には3,173人止まりだった。

 Immunisation Coalition会長のロバート・ブーイー教授は、「今年はNSW、VIC、QLD、SA州で発生率が高い。4月第一週末にはすでに2018年1年間の半数近い患者が出ていた。また、今年これまでの患者数は27,000近い数字に昇っている。

 今年の大流行の原因として、2018年のインフルエンザ発生率はかなり低めであり、社会全般に今年のウイルスに対する免疫ができていなかったことがある。結局、今年はさらに多くの人がウイルスに感染することになる」としている。

 また、「今年初めの北半球では今年初めにインフルエンザが3月まで続いており、たとえば今年初めにホリデーでアメリカに渡ったオーストラリア国民がインフルエンザ・ウイルスを持ち帰ったことが考えられる。2月になれば新学期が始まり、子供達が寄り集まると、インフルエンザ”・ウイルスをばらまくことになる」と語っている。
■ソース
Australia on track for killer flu season as experts urge public to get vaccinated

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