ニュージーランドへ首相就任後初の外遊

キー首相と首脳会談


 マルコム・ターンブル首相は16日、就任後初の外遊でニュージーランド(NZ)を訪問し、17日にNZのジョン・キー首相と首脳会談を行った。公共放送ABC(電子版)が伝えた。

 会談後の共同会見で、ターンブル首相は2国間関係について「恋愛のようなもので、長続きさせるには多くの努力が必要だ」と語り、緊密な関係をいっそう強化させる必要性を強調した。キー首相は「我々はともに、経済政策は保守、社会政策はリベラルで、幅広い支持層を持つ中道右派政党を率いている」と両首脳に共通点が多いことを指摘した。

 また、多数のニュージーランド人がオーストラリアから強制送還される前に勾留されている問題で、ターンブル首相は予算を新たに投じて手続きを敏速化することを約束した。オーストラリアでは昨年末の法改正で、1年以上の禁錮刑を受けた外国人はビザがはく奪され、服役を終えると出身国へ強制送還されることになった。しかし、送還手続きの遅れから、多くの元受刑者が収容所に長期間勾留されているとされる。このため、キー首相はNZ人への特別な配慮を求めていた。

 さらに、ターンブル首相は、オーストラリアに10年以上住むNZ人が州立の職業訓練専門学校(TAFE)や大学に進学する際、政府の奨学金を利用できるようにすると表明した。年内に法改正し、来年1月からの施行を目指す。約2,600人のNZ人が恩恵を受けられるという。

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