ホエール・ウォッチングの季節が早めに開幕

豪東海岸でザトウクジラの数が過去最高に

 オーストラリア東海岸では、ホエール・ウォッチングのシーズンが例年より約1カ月早くスタートした。温かい北の海で子どもを生むために豪州東海岸を北上するザトウクジラの生息数が、大幅に回復しているためだ。公共放送ABC(電子版)が14日、報じた。

 それによると、QLD南東部でホエール・ウォッチングのツアーを催行している「サンシャイン・コースト・ホエール・ワン」は通常、6月第1週の週末にツアーを開始するが、今年は前倒しした。過去数週間にわたり、サンシャイン・コーストのカランドラからアレクサンドリアにかけて地域で、ザトウクジラの目撃情報が相次いでいるという。

 サザン・クロス大学海洋エコロジー研究センターの創設ディレクターを務めるピーター・ハリソン氏によると、東海岸を移動するザトウクジラは1959年から1961年の間、違法の捕鯨による乱獲のため数百頭にまで激減した。

 しかし、その後の捕鯨禁止と保護の取り組みを背景に、生息数は急増した。今シーズンは3万3,000頭が南極海からQLD州北部沖の海域向かって約5,000キロの航海を行う見通し。同氏によると、捕鯨開始前の推定生息数2万6,000頭を上回り、これまでで最大の規模に達したもようだ。

■ソース
Whale-watching season gets off to early start as humpback whale population soars(ABC News)

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