シドニー西部にコモンウェルス大会誘致の動き

NSW州野党党首「インフラ整備に弾み」

 2026年開港予定のシドニー第2空港を核に連邦・州政府が開発を促進しているシドニー西部に、英連邦諸国のスポーツ大会「コモンウェルス・ゲームズ」の2026年大会を誘致する動きが浮上している。NSW州野党労働党のルーク・フォリー党首はこのほど、大会誘致を地域のインフラ整備の起爆剤にするべきだとの考えを明らかにした。公共放送ABC(電子版)が20日、伝えた。

 豪コモンウェルス・ゲームズ協会のクレイグ・フィリップス代表はこのほど、各州の関係者に書簡を送り、2026年と2030年の大会の誘致に関する要望書を提出するよう要請した。

 これを受けて、フォリー党首は「2026年コモンウェルス・ゲームズの開催という明確な期限を設けることによって、「シドニー・メトロ・ウェスト」(シドニー市内中心部と西郊パラマタを結ぶ鉄道の構想)や、新空港を結ぶ「ノース・サウス・レイル・ライン」(シドニー西郊を南北に縦断する鉄道の構想)の建設に弾みをつけることができる」と指摘した。

 その上で同党首は「パースやアデレードに誘致を奪われてはいけない」とコメント。選手村を公共住宅に転用し、住宅インフラの整備も進めるべきだとの考えを示した。競技会場の多くは2000年シドニー五輪の施設を流用できるとしている。

 コモンウェルス・ゲームズの誘致をめぐっては、昨年、シドニー西部の企業や地域社会の代表が参加する団体「ウェスタン・シドニー・リーダーシップ・ダイアローグ」(WSLD)が、2026年または2030年の地元開催を目指すと表明した。グラディス・ベレジクリアンNSW州首相も、誘致に前向きな姿勢を示していた。

■ソース
Western Sydney bid for 2026 Commonwealth Games would fast-track infrastructure and housing, Foley says(ABC News)

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