ペトロール価格地域と曜日の差の原因

1週間周期で火曜日が最安値

 自動車燃料は同じ店で買っていると火曜日に一番安く、木曜日に一番高くなるというような1週間周期のサイクル変動がある。また大都市で安く、郡部で高いという傾向もあるが、大都市間でもかなりの価格差がある。ABC放送がその謎解きをしている。

 現在の6年ぶりの安値はアメリカとサウジアラビアが生産過剰状態になっており、需要と供給のバランスから起きた安値だが、豪競争消費者委員会(ACCC)が最近まとめた報告書は、無鉛ペトロールの価格、コスト、利益を調査し、価格の違いを決めるいくつかの要因を分析している。

 ペトロール、ディーゼル油、LPGの国際価格は米ドル基本なので外貨交換レートで国内価格が変動する。また、オーストラリアの石油価格はシンガポール市場の卸売価格と連動している。

 ところが州都では1週間サイクルの他にも石油小売業界の販売戦略の価格変動があり、主要4州都では13日から43日の周期で変動している。ブリスベンとアデレードでは2014年11月23日以来45日間にわたって値下がりまたは平坦になっている。また、大都市で独立系サービス・ステーションの多いところで値下げの競争圧力がある。そのため、大都市は郡部よりもペトロール価格が低いのが普通になっている。

 また、人口の多い大都市では郡部に比べて販売量も大きくなるため、地代やメンテナンスその他の固定経費を販売量に大きく拡げることができるため、ペトロール単位量あたりのコストが低くなる。また、郡部では需要が低いため仕入れた燃料がはける期間が長くなり、それだけ周期的な価格変動が店頭価格に反映しづらくなる。ただし、ドライバー団体のRACTでは、TAS州ホバートとNSW州シドニーの価格差はそれだけでは説明がつかないとされている。その理由の一つとして、小都市ほど燃料ターミナルから遠いため、自動車燃料運搬コストが高くなることも郡部のペトロール価格を押し上げる要因になっている。
■ソース
Petrol prices: Why do retail prices fluctuate from city to city, day to day?

http://www.abc.net.au/news/2015-01-07/why-do-petrol-prices-fluctuate-around-the-country/6004866?WT.ac=statenews_nsw

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