シドニー空港、管制システムの不調で大混乱

ソフトウエアの故障で3時間離着陸ストップ

 9月25日早朝、シドニー空港の管制ソフトウエアが故障し、国内線国際線とも3時間にわたって離着陸が停止した。管制業務は約3時間後に正常に戻ったが、キャンセルされたフライトの混乱は同日1日中続くと見られている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 航空管制ソフトウエア故障は月曜日と学校休みの旅行シーズンと重なり、最悪の時に起きた。

 航空管制業務を請け負っているAir Services Australia (ASA) は、「午前5時頃、シドニーの航空管制の「システム・ソフトウエアの故障が起きた。そのため、ごく限られた本数の離着陸しか管制できなかった。システム・ソフトウエアの不調は解消された」と発表しているが、航空会社は運休したフライトの乗客を運ぶ空席を見つけなければならないため、カウンターで振り替えの手続きをする乗客が殺到し、しばらく混乱が続く見込みで、中には26日のフライトまで待たなければならない乗客も出る。

 ABC放送は、「空港の地上業務には混乱があるが、管制官、パイロットは遅れを引き起こすシステムの故障に対しては訓練を受けている。大手航空会社の中には運休フライトの乗客を送り届けるため臨時増便の措置を用意しているところもある」と伝えている。

 シドニー空港では1時間に約50本の離着陸があるが、コンピュータを使わない人的能力による航空管制の場合には1時間に15本程度が限界とされている。

 また、ABCでは、問題の故障はフライト計画システムに関する部分で、これがレーダーに航空機の識別記号などを添えている。この部分が故障した場合、どの点がどの航空機かまったく分からなくなる。その他にシドニーとメルボルンの間のデータ接続もダウンしたようだと伝えている。
■ソース
Sydney domestic and international flights delayed due to air traffic control system fault

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