銀行問題特別調査委員会委員長がしびれ切らす

質問に答えなかったコモンウェルス銀行重役を叱責

 四大銀行の不正な営業の疑惑を調査している銀行問題特別調査委員会で証言したコモンウェルス銀行の重役が、「銀行が顧客から料金を取りながらそれに対する金融アドバイスをしなかった」という疑惑について再三質問されながら答えなかったとして、しびれを切らした委員長に叱責されるという場面があった。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 委員会の審理で、銀行が顧客に金融アドバイスの料金を請求しながら、当の金融アドバイスをしなかったという不正行為について取り上げ、委員会付属の首席弁護士、マイケル・ホッジ QCから少なくとも3度質問したが、証人席のコモンウェルス銀行プライベート・バンクの重役、マリアンヌ・ペルコビッチ氏がこれに答えなかったとして、ケネス・ヘイン委員長がペルコビッチ氏に対して警告した。

 ヘイン委員長は、「首席弁護士の質問をよく聞いていれば何の問題もないはず。もし、質問の内容をよく考えなければならないのならそうしなさい。しかし、弁護士の質問をよく聞き、それに答えなければならない」とペルコビッチ氏を諭している。

 さらにヘイン委員長は、コモンウェルス・ファイナンシャル・プラニングの金融アドバイスの顧客が継続して金融アドバイス・サービス(OGS)の料金を払っているにもかかわらず、顧客に年報を送ることを怠ったことについて、問題を発見してから企業監督機関のオーストラリア証券投資委員会(ASIC)に報告するまでに2年かかった理由について問われたペルコビッチ氏が答えなかったことについてもこれを叱責した。

 また、委員会では、CBAが顧客への金融アドバイスに過剰請求したり、過少請求したりした問題を2年間報告しなかったことについて、独立第三者からの報告書で、監督機関から重大な措置を受けることもあり得るとしている。
■ソース
Banking royal commissioner warns CBA for failing to answer questions about bogus financial advice fees

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