ロウイー一族、ウエストフィールドをフランス企業に売却

全国規模でショッピング・センター建物所有経営

 オーストラリア国内のどこに行っても数多くの小売店が入居するショッピング・センターの壁にはウエストフィールドのロゴが入っている。創始者のフランク・ローウィ氏はホロコーストを生き延び、戦後にオーストラリアに渡ってきて一代を築いた人物。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 12月12日、ロウイー一族がウエストフィールド・ショッピング・センターをフランスの不動産大手、Unibail-Rodamco社に売却することが明らかになった。価格は327億ドルとされている。

 ロウイー氏は、「株主は1株あたり現金と株式で$10.01を受けることになる」と発表しており、合併発表で取引が停止される前の株価$8.50を考えると大きなプレミアムで、ウエストフィールドの株価が上昇することは必至。

 また、今回の取引は、2014年に始まった会社のリストラクチャによるもので、合併後もロウイー一族がかなりの率で株式を握っており、ウエストフィールドの名前もそのまま残すことになっている。

 ミラノでこの取引を発表したロウイー氏は、「感慨深い日になった。自分もピーターとスティーブンの2人の息子も正しい針路を取っていると信じている。なぜ今? という問いもあるが、今こそこの取引にふさわしい時期はない。まず、株主にとって非常に有利な価格で取引できた。また、私達は経営者でいるより投資家になりたいと思っており、自分達の役割を変えたいと考えている」と述べている。

 ウエストフィールドは、アメリカ、イギリス、イタリアに45箇所のショッピング・センターや空港小売店などを経営している。
■ソース
Westfield: Lowy family sells shopping centre empire to French property giant for $32 billion

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