バーベキューの4人組、地中から大金塊盗む

金塊の所有権めぐって窃盗罪裁判の行方注目

 WA州の金鉱町でバーベキューしていた4人組の男達が気まぐれに坑道に下りて大金塊を発見した。男達は大金塊を割って山分けしたが足がつき、逮捕された上に裁判では窃盗容疑を認めたが、巨額の価値を持つ金塊の所有権をめぐって裁判の判決の成り行きが注目されている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 事件は2016年6月4日に起きた。クールガーディーの北32kmにあるゴーストタウン、クナナリングに近い現在も操業している金鉱の敷地から4人組の3人が発見した金塊は6万ドルの価値がある。

 アンドリュー・ウォレン、スティーブン・ロウ、マイケル・フォーワードの3人は、敷地の所有者エボリューション・マイニング社から金塊を詐取しようとした意図を認めた。4人目のグレン・ラザフォードは犯罪加担を認めず、無罪を主張している。

 カルグーリー簡裁が裁判を進めており、トーマス・バニャード警察検事は、「回収された金はすべて没収し、州政府に帰属することとする裁判所命令を申請する」と語っている。検事側によると、金塊はエボリューション社が掘り出す前に地中から盗まれたため、法的には州から盗まれたことになる。この場合、鉱山会社は無関係だ」としている。

 ジョン・オサリバン判事は、「裁判が延びているため、エボリューション社も不服があれば陳述書を提出することができる」としており、エボリューション社は、「裁判の成り行きに注目しているが、裁判前にコメントすることは適切ではないと考える」としている。

 裁判で明らかにされた事件の経過は、4人が砂金探しに出かけ、手ぶらのままで現場に立ち寄り、バーベキューを始めた。そこで、近くの廃坑に下りたところ1kgを越える金塊を見つけた。バニャード巡査長は、「これだけの大きさの金塊は珍しく、その価値は$62,390と見積もられている。しかし、被告人らは山分けするために金塊を割った。そのため、価値は3分の1に下がった。また、被告人らが金塊を発見したのは宝くじに当たったようなものだが、彼らは敷地に立ち入る許可も持たず、金塊を地中から持ち去る許可も得ていない」と陳述している。

 4人は金塊を抱えた記念写真をフェースブックに載せたため、「金窃盗察知班(GSDU)」がかぎつけ、4人が逮捕されたもの。
■ソース
Court to rule on fate of $60k of gold stolen by thieves having barbecue near Coolgardie

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