NSW州政府の土地開墾法に違法判決

土地環境裁判所で自然保護団体勝訴

 3月9日、NSW州土地環境裁判所は、NSW州政府の土地開墾法の制定過程が違法であり、従って無効との判決を下した。

 ベレジクリアン保守連合州政権が提出して制定されたこの法律を自然保護会議が提訴していたもので、この法律は、私有地所有者は、事前の許可や環境アセスメントなく大規模な原生林の開墾をすることができると定めたもの。

 会議のケート・スモルスキCEOは、「政府は2017年の原生植物法の提出で大きな間違いをした。これはベレジクリアン政府がNSW州の自然にまったく無頓着であることを示している。今日の判決は、ベレジクリアン政府が恥ずかしいほどの失敗をしたことを明らかにしており、法治の原則の勝利であり、この訴訟を支援した何千人もの人々の勝利だ。ベレジクリアン州首相は、このような法制を廃止し、本当に環境を保護するような法制を新しく作りなおし、州の森林、水源のこれ以上の破壊を防ぐために行動しなければならない」と語っている。

 提訴した自然保護団体は、「法律により、2017年8月の立法過程で、法案の編成の前に、ニール・ブレア第一次産業相は、ガブリエル・アプトン環境相と合意を得なければならないのに、それを怠ったため、立法手続きが違法だった」として争っていた。

 この判決を受けて、第一次産業相の広報担当者は、「州政府は判決を受けて迅速に動いている。法改定の恩恵が実現するよう、法的・実務的確定性を守ることが最優先課題だ」と発表している。

 団体の提訴は2017年11月に行われ、NGOのEnvironmental Defenders Officeが法的代理人を務めた。
■ソース
NSW Government’s land-clearing law quashed in court, deemed invalid

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