ボランティア、ホームレスの人々を支援

理髪、指圧、医療、歯科、昼食を提供

 7月21日、シドニー・タウン・ホールで、「ホームレス・コネクト」と名付けられた催しが開かれ、各分野のボランティアがホームレスの人々に無料で理髪、指圧、医療、歯科医療、昼食を提供した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 当日は午前7時からタウン・ホール前にホームレスの人々700人が並んで順番を待った。この催しは2010年から始められ、エクソダス財団やウエイサイド・チャペルなども参加した。また、3,000人分の昼食が振る舞われた。

 「ホームレス・コネクト」には75団体、270人のボランティアが参加し、創始者のアンドリュー・エバリンガムCEOが全体を統括した。エバリンガム氏は、「広く一般社会から恵まれない人々を支援するために大勢の人が集まっており、協力し合う活動は充実した気持ちだ。また、ホームレスの女性の参加は催しを始めた当時はほんの一握りだったが今では全体の半分に達するようになっている。一般にホームレスと言えば街角に座って物乞いする男性ばかりと思われがちだが、シドニーのホームレスの構成は変わってきている」と語っている。

 そのため、婦人科専門医もボランティアで参加するようになった。それ以外にもドラッグ、アルコール中毒問題相談、衣料、履き物、スワッグの無料配布も行われた。

 集まったホームレスの中には福祉金を打ち切られたために路上暮らしに入った人、疾病で働けなくなり、賃貸住宅を追い出された人、セントラル駅で持ち物をすべて盗まれた人もおり、ホームレス・コネクトではホームレスの人々が住宅に住めるように支援もしている。

 エクソダス財団のビル・クリューズCEOは、「今年の冬はとりわけ厳しく、肺炎などの疾患で亡くなる人が増えている。また、病院と路上を出たり入ったりする人も増えている」と警告している。また、ホームレスとしてこの催しに来たが今ではボランティアで他のホームレスの人々を支援する人もいる。
■ソース
Sydney’s Homeless Connect offers helping hand to those in need

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