イギリス女性、豪ビザ取り消される

「シリア生まれ以外に思い当たらず」

 末期がんのパキスタン人留学生の家族が、一旦オーストラリア入国ビザを拒否され、世論で批判が出た後、ビザを発給されるというできごとがあったばかりだが、今度は、シリア生まれのイギリス人女性が一旦発給されたビザを取り消されるというできごとがあった。旅支度を済ませていた女性は、「納得のいく説明がない」と語っている。一方、国内では労働党議員が、「このようなことが続けば、オーストラリアの評判が悪くなり、観光産業にも打撃」と語り、事実の解明を求めている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 この女性はロンドン在住のザーラ・ラマダニさん(30)。シドニーの大晦日の花火大会を見た後、2週間ほどニュージーランドを旅行する予定だった。最初、電子渡航許可(ETA)申請が通ったとの通知を受け取り、フライトのチェックインに出かけたところ、豪高等弁務官事務所から、ETAが取り消された。今後、オーストラリア・ビザ申請はできないとの電子メールを受け取ったと語っている。さらに、「何が問題なのか問い合わせたところ、手違いでETAを発給してしまったとの返事だった。ラマダニさんは、先にeVisitorビザも申請していたが、何の連絡もないため、高等弁務官事務所に問い合わせたところ、「ETA申請の方が処理が速いからそちらを申請するように」と言われたと語っている。

 移民省では、「ラマダニさんが2つのビザを申請したことが原因」と説明しているが、ラマダニさんは、「豪高等弁務官事務所の指示に従っただけ」と反論している。
■ソース
Syrian-born British woman Zahra Ramadani ‘denied entry to Australia without explanation’

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