QLD、川底からメタンガスが噴き出す

「最近噴き出しが強まった」と地元住民

 QLD州中西部チンチラの町に近い川の流れの中央からメタン・ガスが噴き出ており、激しい泡を立てていることが報じられた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 豊かな水量のコンダマイン川では、2012年にこのメタン・ガスの泡が目撃され、何度か調査が行われた。しかし、QLD州政府は、「原因を突き止めるに足るだけの情報がない」ということをABC放送に伝えていた。

 最近になって、付近住民が、「泡の立ち方が激しくなっている。噴き出るメタンの量が増えているようだ」と危機感を募らせている。

 非在来型天然ガスを研究する連邦科学産業研究機構(CSIRO)のダミアン・バレット教授がこのガス噴出を観察してきており、過去12か月で泡が激しくなったということを認めている。また、ABC放送が地元を取材し、住民の一人、ヘレン・ベンダーさんの談話、「川の上流と下流でも噴き出る地点の数が増えている」を伝えている。

 2013年には科学分析企業、ノーウェスト・コーポレーションが調査して、いくつかの可能性を挙げている。また、CSIROと炭層ガス産業の提携団体「ガス産業社会環境研究連合」理事長を務めるバレット教授は、「ガスはごく小さな断層線に添って昇ってきており、その断層線が川を横切っている。この泡も時間の経過で変化しており、原因はまだ分からないが自然現象と考えられる」と語っている。

 この地域で炭層ガス開発をしているオリジン・エナジー社がコンダマイン川の泡の観測を続けているが、ベンダーさんは、「オリジンが観測しているのなら、なぜ、中立公正な第三者が観測しないのか? そうすれば何が起きているのかということももっと透明度が高くなるはず」と語っている。
■ソース
Condamine River’s mysterious bubbling ‘intensifying’

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