クリスマス島入管収容所で暴動

イラン人収容者、脱走後に死亡で

 WA州沖のクリスマス島入管収容所からイラン人収容者が脱走後死亡した。この事件を引き金に、収容者が騒ぎ始め、11月9日午後にはピーター・ダットン移民相が、「収容者が当局とにらみ合いを続けている」と発表した。収容者の1人が医師の手当を受けていることも伝えられている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ダットン移民相は、「にらみ合いに加わっている収容者との交渉を続けており、間もなく秩序を回復することができることを希望している」と語った。一方、移民省では、クルド系イラン人収容者、ファザル・チェゲニさんが脱走後に崖下で死体となった発見されたのに続いて大規模な暴動が起きたという説を否定している。連邦警察(AFP)がチェゲニさんの死因を調べている。

 また、センター内に収容されている男性が、「収容者がセンター施設に放火した」と伝えており、収容所警備員がセンターから避難し、柵が引き倒されたとの証言もある。ダットン大臣は、「収容所内で器物破損、人身危害その他の違法行為があれば、厳しい法的処置を取る。しかし、当面はセンターの秩序を取り戻すことだ」と語っている。

 また、収容者のマテジ・クペルカさん(25)はABC放送との通話で、「受刑後にオーストラリア・ビザを剥奪された元犯罪者が騒ぎを起こした。イラン人収容者の死はうさんくさい。暴動を起こしたグループは、警備企業サーコの職員が何かしたのではないかと疑っている。朝にチェゲニさんが助けを求めて叫んでいる声を聞いた。その後、ボディ・バッグに入れられて帰ってきた後で収容所が当局に封鎖された。クリニックの前で収容所の30人ほどが緊急出動チームと衝突し始め、収容所職員が収容センターを脱出し、センターを封鎖した。その後、暴動グループが放火し始めた。騒ぎは昨晩に始まり、食堂から収容施設にまで広がっている。収容センター周辺を職員を載せた車が走り回っているが、何もしようとしない。どこか安全なところに避難したいのに」と証言している。
■ソース
Christmas Island: Peter Dutton says people in ‘stand-off’ with authorities following detainee’s death

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