メキシコの豪人失踪はギャングの犯行

容疑者男3人、メキシコ警察が逮捕

 メキシコのもっとも危険といわれる地域を旅行していた2人のオーストラリア人男性サーファーが消息を絶ち、焼け出されたバンから2体の焼死体が見つかった。検視解剖の結果、焼死体は焼かれる前に銃弾を受けて死亡していたことが判明したが、現在はDNAテストで身元を調べている。

 メキシコ警察当局は、地元ギャング・メンバー3人を、豪人男性2人をシナロアのハイウェイで殺害し、盗みを働いた容疑で逮捕、その他にも2人の容疑者の行方を追っている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 被害者のアダム・コールマンさんとディーン・ルーカスさん(いずれも33)の乗ったシボレー・バンは11月21日午前2時23分にハイウェイの料金所を通過したところがビデオカメラに収められている。警察によると、ハイウェイでギャングの1人がカモになる旅行者を見張っており、その先で待ち伏せしているギャング団に連絡した。シナロア・マルコの検事は、「待ち伏せギャング団は警察官の制服を着てチェロキー・ジープに乗り、シボレー・バンと併走するとニセの警察車点滅灯を点滅させた。

 被害者2人が車を路肩に寄せて停止すると、ギャング団の1人ルイス・エンリク・エスピノーザ・ボホルケス(38)が2人に.223口径ライフルを突きつけている。ギャング団の1人がシボレー・バンに乗り込もうとしたため、被害者2人が抵抗した。そこで、ギャングのリーダー、フリオ・ケサール・ゴンザレス・ムニス(27)が.357マグナムで2人を射ち、さらにボホルケスがライフル銃で2人を射殺した。その後、ボホルケスはバンをハイウェイから降ろし、電子機器を盗み出し、ナンバー・プレートを外し、死体を載せたまま、車に放火した。

 検察は、「ベニテス・ゴンザレスの自宅から、盗まれていた携帯電話その他の電子機器、拳銃5丁、弾薬173個、警察官上着、サイレン、手錠、メタンフェタミン124服を押収した」と発表している。また、「5人が裁判で有罪になれば22年から50年の懲役刑が待っている。5人は犯罪集団の一部であり、車両盗み、ドラッグ密売を専門としており、また殺人の前歴もある」と発表している。
■ソース
Three men detained in Mexico over suspected murder of West Australian surfers

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