ブルキナ・ファソで誘拐の豪女性解放に

住民医療の夫妻をアルカイダが誘拐

 1972年以来、アフリカのブルキナ・ファソに住み着き、地元民の医療に当たってきたオーストラリア人のケン・エリオット、ジョスリン・エリオットさん夫妻がうち続く地域の政情不安の中で、2016年1月15日にイスラム系武装グループに誘拐され、行方が分からなくなっていた。

 2月6日付のABC放送(電子版)の報道で、武装グループがジョスリンさんの無条件解放を発表しことが伝えられている。ただし、ケンさんについては何の発表もない。

 発表したのは「マグレブ・イスラム諸国のアルカイダ (AQIM)」と称する武装グループで、同グループの公式テレグラム・チャンネルを通して音声による声明は、2人の誘拐を実行したことを認め、さらに女性を無条件に解放するとしている。

 声明は、「誘拐の主要動機は、牢獄につながれ、苦痛を味わい、かつ基本的権利を奪われている仲間の解放を求めるためだ」としている。

 エリオット夫妻はジボの町で120床の診療所を40年以上の長きにわたって運営してきており、現在80代。AQIMが首都ワガドゥグーのレストランやホテルを襲撃し、多数を殺害した際に誘拐されていた。声明で、AQIMは、「一般社会の圧力もあり、同時に女性をこの戦争に巻き込んではならないとするアルカイダ・リーダーの指示に従うもの」としている。

 外務貿易省(DFAT)のスポークスパーソンは、「非常に難しい局面で省としても誘拐された2人の家族とは緊密に連絡を取り合っている。2人の安全と福利が最優先する。家族はプライバシーを尊重して欲しいと要請しており、現在は政府もこれ以上のコメントを控える」と発表している。(Ratei)
■ソース
Burkina Faso kidnapping: Al Qaeda will release Australian female captive, according to audio statement

http://www.abc.net.au/news/2016-02-06/al-qaeda-group-claims-kidnapping-of-australians-in-burkina-faso/7145734

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