NSW州自由党、選挙部長党員停止

対立労働党候補中傷ステッカー事件

 NSW州自由党は、2015年当時の自由党選挙部長が選挙法違反で起訴されたのを受け、この元選挙部長の党員資格を停止した。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 2015年NSW州議会選挙イースト・ヒルズ選挙区でキャメロン・マーフィ労働党候補のポスター300枚に「ペドファイル・ラバー」、「危険なよそ者」、「子供達があぶない」などと書いたステッカーが貼られていた。この選挙ではマーフィ候補が当選すると予想されていたが、自由党のグレン・ブルックス候補が628票、0.8%の票差で予想外の当選を果たした。

 このほど、NSW州選挙管理委員会(NSWEC)は、同選挙区の自由党選挙統括責任者だったジム・ダニエルを議会選挙法違反で告発、警察が送検した。

 マーフィ氏は人権弁護士でオーストラリア勲章も受けており、ライオネル・マーフィ高裁判事の息子でもある。選挙後、リンダ・ボルツ労働党州議会議員が議会において、議員特権を使い、バンクスタウン市議のダニエル容疑者を「ポスター毀損犯人」と名指した。これに対してダニエル容疑者は、「以前に起きた問題をまた蒸し返そうというたくらみ」と犯行を否定していた。

 3月18日、選挙管理委員会は、いくつかの訴えを捜査した結果、ポスター毀損の犯人としてダニエル容疑者に出廷命令書2通を送達したという声明を発表している。

 3月20日、自由党NSW州支部は、「ダニエル氏の党員資格を停止した。この事件については、NSWECが捜査を担当する正当な機関である」旨を発表した。

 しかし、ルーク・フォリー労働党NSW州党首は、「イースト・ヒルズ選挙区の事件の全容の開示を自由党に要求し、捜査を指示するのはベアード州首相の責務だ」と語っている。
■ソース
Liberal campaign director in NSW suspended over campaign smears in 2015

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