反イスラム・グループ、アラブの装束で教会の祈りを妨害

「彼らはポーリン・ハンソン支持グループ」と教会の牧師

 8月14日、NSW州中部海岸地域で日曜日の祈りが開かれている教会に数人のアラブの装束に身を包んだ男が乱入、イスラムの祈りのふりをしてムスリムの祈りをハンドマイクを通して大音響で鳴らし、退去する際にイスラム批判を行った。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 事件が起きたゴスフォードのアングリカン教会のロッド・バウワー牧師は、「差別者が世間を騒がせるためにやったこと。彼らはポーリン・ハンソン支持者達だ。信者達も動揺している。」と語った。

 グループは、「自由の党」を名乗っており、バウワー牧師は、「私が説教を語っている時に突然乱入してきた。信者もおびえていた。グループの一人には見覚えがあり、絶対にムスリムでないことは分かった。ちょっと考えて、彼らが何者か気がついたから、信者達を落ち着かせた」と語っている。

 グループのニック・フォークス会長は、彼らの行為が不適当だという声を否定し、「誰も傷つけていないのだから誤る必要もない。ただの言葉だし、抗議の言葉だ。誰かを傷つけるためにやるのとは意味が違う」と語っている。

 また、グループは自分たちの行為をビデオに撮っており、「バウワー牧師がイスラムのリーダーや多文化主義を支持しているから、抗議の意図でやったことだ」との主張でソーシャル・メディアに流している。同教会の庭には看板があって、常に何らかの主張を社会に向けて送り出しており、移民支持のメッセージがしばしば掲示される。バウワー牧師は、「最近にグループの一人が私についてソーシャル・メディアで攻撃したばかりだ。彼らの行為は教会の聖域を破壊する行為だ。彼らが向かいの公園に集まって平和に主張する権利は支持する。しかし、教会の聖域に乱入し、信者達にトラウマを与えることはまったく許容できない」と語っている。
■ソース
Anti-Islam group ‘Party for Freedom’ disrupts Sunday service in ‘racist stunt’ at Gosford’s Anglican church

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