デフコン.1・ミュージック・フェスティバルで死者2人

ドラッグ服用過多か、州首相は「イベント中止させる」

 シドニー都市圏西部で開かれていたミュージック・フェスティバルは今年もドラッグ持ち込みが跡を絶たず、2人が違法薬物の服用過多と見られる事故で死亡しており、グラディス・ベレジクリアンNSW州首相が、「デフコン・ミュージック・フェスティバルを中止させる」と発言した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 9月15日夜、23歳の男性と21歳の女性がデフコン.1で倒れ、救急車で病院に運ばれたが、そのまま病院で亡くなっている。

 その他に2人が危篤、13人が違法薬物関係の症状で病院に運ばれ治療を受けている。

 また、10人が違法薬物関係の違反行為で起訴されており、警察は2人の死亡事件の捜査を始めている。

 警察発表によると、シドニー都市圏西部出身の23歳の男性とVIC州出身の21歳の女性は同日午後9時頃、ペンリスのミュージック・フェスティバル会場で倒れ、ネピアン病院に運ばれたが、病院で亡くなっている。

 ベレジクリアン州首相は、2人の死亡について、「まことに悲惨なできごと。このイベントがシドニーだけでなく、NSW州のどこでも開催されることを望まない。イベントが二度と開かれないよう全力を尽くす。若い人々の命が理由もなく失われた。過去にも死者が出たことは知っている。しかし、安全だと言われたイベントで一晩に2人が亡くなったのはイベントが安全ではなかったと言うことだ」と語った。

 さらに、イベントを禁止すれば違法薬物使用は地下に潜るだけだという意見を否定し、緑の党などが提唱している会場での薬物テストも、「解決策ではない。薬物テストを提唱する者は違法薬物をOKだと主張していることになる。安全な違法薬物などないし、悲劇的な結果をもたらすだけだ」と語っている。

 NSW州警察のアラン・シカード副長官代理は、「警察は180人の制服私服警察官を投入し、20人の刑事も配置した。警察としてできることはすべてやった。しかし、違法薬物を飲むという考えまでどうにかすることは不可能だ」と語っている。

 デフコン.1主催者が声明を発表し、「死者が出たことを悲しく思う」として、死者の家族に哀悼の意を表すると同時に、「フェスティバルでの薬物使用には非寛容で臨んでいるが、薬物関係の事件には残念に思っている。主催者は当局の捜査に全面的に協力している」と述べている。
■ソース
Defqon.1: NSW Premier vows to shut down festival after suspected overdose deaths

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