マンリーのノース・ヘッドで柵越え転落

イギリスのベテランBASEジャンパー

 飛行機から飛び降りるスカイダイビングに対して、高度の低い高層建築、電波塔、橋梁、崖などから飛び降りるBASEジャンプはおそらくもっとも危険なスポーツの一つに数えられる。高度が低いため、パラシュートが開くまでの時間的余裕が限られており、また、崖などでは途中のテラスなどに激突する事故も多い。すでに大勢の人がBASEジャンプで亡くなっており、高層建築や電波塔、橋梁はもとより、崖なども飛び降りを禁止しているところは多い。

 イギリスのベテランBASEジャンパーがBASEジャンプではなく、マンリーに近いノース・ヘッドの崖から転落して死亡した。

死亡したのはガレス・ジョーンズさん(25)で、この1年ほどシドニーに滞在しており、12月7日早朝、友人グループとノース・ヘッドに行き、日の出をよく見ようと柵を乗り越えて崖に出たが、足を滑らせ、90mの崖を転落した。友人グループはロープやアマチュア釣り師が常設している縄ばしごなどで崖下に降りたがジョーンズさんはすでに死亡していたと報道されている。

 ジョーンズさんは、2014年9月、マレーシアのクアラルンプール・タワーで開かれた4日間のイベントで15回以上も飛び降りている。出身はイギリスのブライトンの町で、これまでに500回以上もBASEジャンプで飛び降りており、この日も午前5時半頃友人4人と待ち合わせ、ノース・ヘッドのフェアファクス・ウォーク展望台に行っている。友人の2人が崖下に降りたが死亡していた。

 ジョーンズさんの死が伝えられると世界中のBASEジャンパーから死を悼むフェースブックへの書き込みが相次いでいる。しかし、警察では、「今回の事故は決して柵の外に出てはいけないということを再確認させてくれる事故だ。柵は何の理由もなくそこにあるわけではない」と警告している。

http://www.smh.com.au/nsw/uk-base-jumper-gareth-jones-killed-in-north-head-cliff-fall-20141208-122j81.html

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