十代の2兄弟、シドニー空港で補導

シリアでISILに参加が目的の疑惑

 3月6日、中東へ渡航しようとした十代の兄弟2人がシドニー空港で補導された。空港警備当局は、2人がシリアのイスラム国(ISIL、ISIS)に参加する目的で中東のどこかに飛ぶつもりだったとの容疑を固めている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 2人は16歳と17歳の兄弟で、シドニー空港のゲートで出国手続きをしようとしたが、「2人は保護者の知らないうちにISILに加わるためにシリアに渡航しようとしているのではないか」との疑念を抱いた係官に出国を拒否され、連邦警察(AFP)に引き渡された。オーストラリアの新法では、オーストラリア国家の決定によらず海外で戦闘活動に加わることは私戦罪として処罰の対象になる。

 AFPは、「その後、兄弟は釈放され、両親の保護下に移された。現在も捜査が進行中であるためこれ以上のコメントはできない」と発表している。しかし、消息筋は、「2人の荷物には過激派の道具や出国時に当局をあざむく話の作り方を書いた手紙などが入っていた」としている。また、2人は、域外からISILに加わるためにシリアに入るルートとして共通しているトルコに渡ろうとしていた。トルコはシリアと国境で接しており、また、ISILとトルコは比較的友好的と言われている。

 ピーター・ダットン移民相は、「2人はかなり危険な条件のところに入ろうとするところを阻止された。両親は2人の計画を知ってショックを受けている。2人はまだ子供であり、人殺しではない」と語っている。

 政府が戦乱地域として指定した海外地域に正当な理由なく入った者、戦乱に参加した者は懲役最高10年の刑が科せられる。
■ソース
Teen brothers stopped at Sydney Airport suspected of trying to join Islamic State in Syria

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