女性、帰宅途中に襲われ刺殺される

インドの夫と携帯電話で会話中に悲鳴

 3月9日夜、パラマッタ駅からパラマッタ公園を抜けて帰宅途中の女性が襲われ、刺されて死亡した。襲われた当時、女性はインドにいる夫と携帯電話で会話中であり、夫は「電話で妻の悲鳴を聞いた」と証言している。

 被害者はプラバ・アルン・クマールさん(41)で、IT関係の仕事していた。夫も直ちにインドのバンガロアからシドニーに駆けつけた。クマールさんは一女の母で、4月にインドに戻る計画だった。事件当時は公園とゴルフ・コースの間の公有地の道路を歩いていた。クマールさんは首を鋭利な刃物で刺されており、通報で駆けつけた救急隊員が応急処置した後、ウエストミード病院に収容されたが病院で死亡した。クマールさんの近親者が、夫の証言として、「助けを求める叫び声が聞こえた。その後、持ち物を何でも持っていっていいから命だけは助けてくれという懇願の声が聞こえた」と語っている。

 ミック・ウイリング殺人課長は、「被害者の夫から事件当時の状況を事情聴取しているが、現在のところ捜査が続いており詳しいことは発表できない。被害者の夫や近親者への同情を申し上げたい」と語っており、さらに、「被害者がパラマッタ駅から歩き去るところが防犯ビデオに捉えられている。被害者と犯人が顔見知りと考える理由がない。通りがかりの者を狙ったランダムな襲撃の可能性が大きい。人種問題がからんでいるとも考えられない。ただし、憶測で決めつけることはしない」と語っている。

 また、近親者は、被害者の夫の証言として、「携帯電話で夫と話している時、不審な男に後をつけられていると訴えた直後に悲鳴が聞こえ、彼女が刺されたと夫に叫んだ」と語っている。

 クマールさんは、シドニー市内ロックスのIT企業マインドトゥリーで働いており、同社のジェネラル・マネージャは、社員全員に夜道に警戒するよう呼びかけるとともに、目下はクマールさんの家族の支援に全力を尽くしたい。社員や関係者もショックを受けている。これまでも、社員には身の安全に気をつけ、危険な状況に近づかないよう呼びかけてきたし、そのために社員の支援を行ってきた」と語っている。

 パラマッタ選挙区選出議員のジェフ・リー州議会議員は、「この殺人事件は突発事件だ。また、公園で襲撃されるという事件も多くない。しかし、公園管理をチェックしたい」と語っている。
■ソース
Parramatta Park stabbing: Husband of woman killed in western Sydney ‘heard her scream’

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