「ISILの豪人青年自爆テロ参加」

メルボルン出身の非ムスリム家庭育ち

 ISIL(ISIS、イスラム国とも)は、メルボルン出身の青年がイラクで同時自爆テロに加わって死亡したと宣伝し、窓の破れたバンと運転台に座っている青年の姿をビデオで発表した。

 3月12日付ABC放送(電子版)が伝えた。

 この青年はジェーク・ビラルディで、昨年発表されたISILの写真でIS旗の前で軍用銃を抱えている白人青年の身許が先週明らかにされたばかりだった。ジェーク・ビラルディはメルボルンの非ムスリム家庭に育ち私立高校に通っている時には頭脳明晰で数学を得意とすると同時にオーストラリア内外の政治にも関心が強かったことが証言されている。ビラルディはオーストラリアを出国していた。また、家族はビラルディが自室に残して行った自家製の爆発装置を発見したと伝えられている。

 ISILの宣伝ビデオでは、アブ・アブドゥラ・アル・アウストラリと呼ばれるジェーク・ビラルディがイラクのバグダッド西方アンバル州のイラク軍陣地に自爆テロを行ったとされている。また、ハンドルを握っている青年がビラルディによく似ていると報告されている。このビデオが本物かどうかは確認できないが、現地時間3月11日にはアンバル州で同時自爆テロ事件が起きており、アンバル州都のラマディ市各所では、夜明け直後、イラク政府治安部隊などへの自爆テロが7件以上も同時に起きており、その後に自動車自爆テロが12件ほぼ同時に発生している。

 また、BBCジャーナリストのセクンダー・カーマニ氏が、「生前のジェーク・ビラルディと思われる人物とインターネットを通して対話したことがある。彼は自分の行為を確信していた。私はISILの残忍さその他の問題を突きつけたが、彼はISILの行為を支持しているようだった。また、人質殺害にも何の問題も感じていない様子だった。また、オーストラリアについても、ISILに敵対する同盟に加わった段階で何が起きるか予想していたはずと答えていた。また、すでに自爆テロの名簿に載っており、自分の番を待っているところだといった」と証言している。
■ソース
Islamic State: Australian teenager Jake Bilardi believed to be involved in suicide bombing in Iraq

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